アテン・ヌー -Aten Nu-
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解説
とある迷宮の奥深くで生活しているひきこもり魔女。通販会社の常連で高額利用の優良顧客。漫画が大好きで、通販で取り寄せては新刊を読み耽っている。いわゆる引きこもりの漫画オタクであり、その分野には非常に詳しい。
かつては神経質に近い程真面目な性格で、魔法に関しては天才児と賞賛される程にその才能が認められ、ゼス応用学校を早期卒業し博士として上級学校へ迎えられていたのだが、リーザス解放戦に巻き込まれ、その時の経験を誰にも信じてもらえなかった結果、真面目にやればやるほど馬鹿を見るという現実に気付いてしまい、以後はてきとーに少しだけサボる生き方を目指し、ちょっとした休暇のつもりで作成した迷宮に篭もる。しかし、漫画の魅力に取り憑かれてしまった事で、いよいよ本格的に真面目に生きる事が面倒になってしまい、気が付けば取り返しのつかないレベルのひきこもりとなってしまっていた。
住処としている迷宮は魔女の迷宮と呼ばれるようになっており、魔法の力を使って近隣の村の住民を恐喝して金品をせびり、迷宮内に大量のトラップも仕掛けて立ち寄らせないようにしていた。この迷宮自体も、口煩い両親の元を離れたがって家出した当時の彼女が作成したものであり、怠ける為ならばどんな努力もするという頑張りの賜物。迷宮作成や魔物召喚等の高度な魔法を扱えることから魔法に関しては紛う方無き天才である。避妊魔法は妊娠したら面倒くさいという理由で常にかけている。
世界レベルのトップクラス魔法使いであるミラクル・トーとは従姉妹関係にあるが、あまりにも堕落した生き方をする様になった事を軽蔑されているようで、ジュリア・リンダム、アニス・沢渡の二人と共に「規格外の役立たず」という烙印を押されている。
ランス01では
ランスが妃円屋敷に入ってしばらくすると、数百年前から遺失魔法に指定された「むぺんぱ式対軟体生物用氷雪魔法第8号」を復活させた天才少女として写真付きの新聞記事に大きく扱われる。
当時はまだ明るくて活発って感じらしい。既に飛び級して応用学校を入っているのだが、ランス的にはあと三年すれば守備範囲に入る。
ランス03では
ホームページでカウントダウンボイスをジュリアとともに担当。まさかのロリメガネとして登場
この頃は非常に活動的なのが確認でき、自分で色々調べに外に出てる発言がある。図書館も大好き(この時点で既に漫画が好きなのが確認できる)。性格も後のクエストとは別人と言える程までにまるで違い、例えると真面目で気難しい委員長のような性格で、マジックと若干キャラが被っている。
ゼスからリーザスへの留学のような形で歴史探訪ツアーに来るも、まさかの担当はジュリア・リンダム。ランス行く先をジュリアと共にツアーで回っているのが確認できるのだが、ジュリアが役に立たず、常に額に#が浮かんでおり、ジュリアより博識なために何故かアテンが観光先の情報をジュリアに教える形になっている。
パッキャマラード・デンにおける魔獣カースAの暴走の際には、アンコクやデビルビームのような闇魔法を使いこなし、01の新聞に載っていた軟体凍結によりカースAを弱体化し、討伐に大きく貢献。その才能を遺憾なく発揮している。その後はジオの義勇軍に含まれ貴重な魔法兵として活躍。リーザス解放戦にてジュリアと共にランス一行に引き込まれる。
エピローグでは無事にゼスへ帰国するも、戦争に参加した事、魔人と交戦した事、魔王ジルの復活などをレポートに纏めても誰にも信じてもらえなかった模様。おまけに飛び級により年上の同級生の宿題に振り回されたり親の声が煩いと感じた結果、真面目にやっても馬鹿を見ると感じ始めたようで、ほんの少しの休暇のつもりで家を出て、ゼス辺境キュウスイ村の外れの森にて、兼ねてより取り組んでいた迷宮作成の魔法で自分だけの空間を作り出し……ランス・クエストへと続く事になった。
スタッフによると重度の引きこもりとなったアテンの事は考えず、設定ガン無視でデザインされたキャラとの事。
ランス・クエストでは
魔女の迷宮付近にあるキュウスイ村がアテンの退治、または捕獲をキースギルドに依頼している。依頼を受けて懲らしめに(無論本音は美女とエッチをしに)現れたランスとのSEXに少しだけ興味が湧いた模様。直後にランスによって無理やり迷宮から外の世界へ連れだされてしまうも、その際もしっかりと漫画は持ち出していた。メイドが面倒くさい事を全てやってくれるランス城を気に入ってはいるものの、いずれまた迷宮に引きこもる気でいるようだ。
後日談ではまたどこかのダンジョンに引き篭もったらしい。大手通販会社が倒産するまで彼女が出てくる事は無かった。
ランス9では
名前のみの登場。従姉妹のミラクルから規格外の役立たずの一例として名前が挙げられた。
ランス10では
テキストでのみ登場、ランスの航跡行脚の旅に出たダークランスが玄武城に閉じ込められていたところに遭遇。 彼の代わりに玄武城に囚われることで、不老不死で身の回りの世話も自動でしてくれる、悠久の引き篭もり環境を手に入れた。
ゲーム的には
ランス03では
近距離・遠距離の単体魔法、クールタイム短めの全体魔法と多彩な攻撃スキルを持つ魔法使い。 志津香と比べると一発の火力は低いもののスキルの回転率がよく、小回りの効き易さがウリ。 ゼロスリースキル「特別講義」は入手経験値に50~100%ボーナスをつけるもので、TOWER攻略に向けた終盤の育成に役立つ。 ボス戦では試作中の迷宮作成魔法を応用した作中最強倍率の物理防御スキル「コモ」が守りの切り札となるだろう。 終盤加入ではあるが魔法使い全般共通の弱点であるHPの低さ以外は総合的にとても優秀で、ちょっと育てればすぐに一軍入りできる。
ランスクエストでは
引き篭もりだけあって?闇属性の魔法が得意。魔力の高さでは虎子を凌ぎ、マジック・志津香に次ぐ程。ただし固有のマイナススキルでそのものズバリ「ひきこもり」がある為、戦闘後一定確率でパーティーから離脱してしまう。育成には時間がかかるので愛が必要。
ネットワークシステムの集計によると、彼女の引きこもりスキルによる離脱回数はめでたく100万回を超えた模様。
人間関係
- ミラクル・トー / 従姉妹。
特記事項
名台詞
引き篭もり前
- アテン「……既に、20分も予定を超過してるわ。それを、10分も休憩ですって?」
- ジュリア「そだよー」
- アテン「ふ、ふ、ふ……」
- ジュリア「ふふふ?」
- アテン「不真面目すぎる!」
地上灯台にて。 とっても後日に「ケツ穴」を連発する人間とは思えない。(ランス03)
- アテン「でも、ビビッたことが恥ずかしいので、腹いせに貴方をサンドバッグ代わりにする」
- ブリティシュ「ぐえっ!ぎゃっ!ふぐっ!やめ、やめてよ……やめておくれよ……!」
- ブリティシュ「うう……こんなひどい目に遭ったのは二度目だよ……」
魔王ジルの話を聞かされた後。 まさかランスと同じ行動をとるとは……(ランス03)
引き篭もり後
- アテン「……わたしにどうしろと?」
- アテン「わたしはただのウンコ製造機。社会のゴミですよ……?」
- ランス「汚い例えだな、おい……」
- ランス「別に社会の役に立たなくていいから 俺様の役に立て。それで充分だ」
- アテン「………………」
- アテン「じゃあ……わたしのケツ穴、ペロペロする?」
- ランス「するかっ!それ以前になぜ『じゃあ』なんだ!?」
- アテン「さあ……なんとなく」
迷宮イベント。 やたら「ケツ穴」の言葉が出てくる。漫画の影響かな?(ランクエ)
画像
引きこもり100万回突破記念 ©アリスソフト
コメント
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*1 この従姉妹がミラクルなのかどうかは不明。