ホルス

プロフィール
登場作品ランス123コレクション(大陸書房刊)
鬼畜王ランス
鬼畜王音楽CDブックレット
ランス10
イブニクル2
Table of Contents

解説 Edit

はるか昔に宇宙船でルドラサウム大陸に不時着した異星の住人達。
外骨格を成す緑色系の昆虫型人類で、人間同様に男女の性差があり、子供は種子のような小さな結晶の姿で生まれる。背中のフォースウィングで高速に飛び回ることが可能。

魔人メガラスの出身種族であり、魔王アベルにより魔人化したことが公開されているため少なくとも4100年以上前*1大陸世界に漂着していた模様。元々超高度な先進文明を有していたが、現在のヘルマン氷河地帯に降り立った際の事故等により技術者*2が不足しており、運用性は失われている。

ランス10では Edit

ホルスの社会生態や行動理念について掘り下げが行われている。
本能的に欲の強い生命体であり、そのうちの「支配欲」を満たすため、女王を中心としたコミューンを数多形成して荒廃した本星より移民船を派遣する。文明レベルが劣る星域を発見した場合は「世界の頂点となるべき存在」として星々を侵略して廻る。
幾多の戦闘を繰り返しても損耗・全滅することなく長期に渡って存続したコミューンは次第に欲が減少し、到達地点への侵略行為を忌避して原住民との平和的共存を望むように文化変質する場合がある。彼らの間ではそういったコミューンを「疲れた人達」と呼ぶ。
大陸世界に漂流してきたテラ・ホルスを女王と仰ぐ巨大戦艦のホルス達はこの「疲れた人達」に相当する。現在ほぼ全ての船員がコールドスリープに就いている。

火炎書士の仮面に宿る外宇宙精神体シオコ=ンブはホルスの母星を知っているが関係性は不明。

第二部では Edit

宇宙船内の樹木から採取される蜜はホルスの主食兼好物であったが、大陸世界の生物にも嗜好が合致したため、ホルスの主要交易品として出荷されている。

鬼畜王ランスでは Edit

巨大戦艦を探索する際に出現する敵性生物であり、ホルスリーダー率いる500人強単位で迎撃してくるため正史と異なり人員には恵まれている様子。残念ながら魔人メガラスとは邂逅しない。
戦艦最奥には謎のボタンが並んでおり、能力向上かカプセル怪獣(ジャギジャギ、アミーバ)を得ることができる、これがホルスの科学力…! 然して巨大戦艦の開錠キーが近隣都市パスに流出しているのはセキュリティ的に如何なのものか。

イブニクル2では Edit

イブニクル2では聖母イブに迎え入れられた外世界からの漂着人種として登場。
種族固有スキルとして人間で言うところの魔法に該当する「フォース*3」を行使できる。

ホルスの超技術は「魔法科学」とされており、現地世界の文明を遥かに凌駕するものであるが、反面生殖すら科学に頼るという生物的欠陥を抱えるようになっており、やがてこの世界での純粋なホルスは絶滅するに至る*4*5。尚、ホルス及びホルスの血を引く者は違う世界の理であるフォースによりQDの施した封印を突破することができる。*6*7

ホルス側の記録に拠ると、ホルス魔法科学により魂についてある程度解明しつつあり、魂容量と魔力量の相関性*8から魂の力で魔力を増殖する魔力増幅炉の理論が立てられた。ホルスの始皇帝メガトンキッスの命令により研究は進められ理論実証機*9である「魔魂炉」が建造されるも、暴走の果て住む星を失い、別の世界へ追放される*10に至ったとのこと。

その後も魔魂炉の研究は続けられ失敗データ*11の再計算のもと「最高の魔魂炉」と銘打たれる設計を成すが、聖騎士*12の全面協力の下この世界で完成した魔魂炉は「(聖騎士曰く)しょぼい力」と言わしめるほど中途半端に理を変える力しか発揮できなかった。尚、魔魂炉は古い技術であるためこの世界でも再現できたが、宇宙船などは最新技術であり星の血*13と呼ばれる素材がこの世界に存在しなかったため普及しなかった。

登場キャラ Edit

名前解説登場作品
メガラスホルス唯一の魔人。元は宇宙船の整備士。
飛行能力に優れており高高度高速飛行が可能。
鬼、R10
メガフォースホルス警備隊。
ホルスの中では強い方だがランスに負けた。
R10
メガッスホルス警備隊。年老いた風体で、習字の先生。R10
メガワスホルス警備隊。乙女口調だが男。
飛行能力を持つタイプ。
R10
テラホルスの女王。礼儀正しい淑女。お転婆な面も。R10
ジャハルッカスデスホルスと呼ばれる、ホルスの災厄であり殺人鬼。R10
メガトンキッスホルスの始皇帝。イブニクル2
メガンティス伝説に記される裏切りの6人のホルス
魔魂炉で増幅したフォースを用いて聖騎士からスキルを剥奪し、後世の王家の権威失墜を招いた。
イブニクル2
メガドヴァンスイブニクル2
メガタロスイブニクル2
メガルキメデスイブニクル2
メガポンタスイブニクル2
メガプサラスイブニクル2
ギガベル異世界に漂着し出生率が末期となった頃に生まれた女ホルス。最期まで聖騎士を擁護した。テラと細部までよく似ているが等身が高く人間寄りの造形。イブニクル2

特記事項 Edit

  • ルドラサウム世界のホルスは女王テラを頂点とするコミューン「移民船F13Q45」
    • 母星は健在である(テラ食券3)
  • イブニクル世界のホルスは始皇帝メガトンキッス以降に散らばった漂流民コミューンの末
    • 母星は魔魂炉の暴走に伴い失陥
  • 何を以て母星とするのか判断が難しいところであるが、現状両者は別物と考えた方が無難
    • 現実の秦の始皇帝も中国をまとめた人物であって、それ以前に人類が存在しなかった訳でも各地に皇帝に類する人物が存在しなかった訳でもないのでその辺りはお察し

コメント Edit

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  • ホルスは技術者がいなくなって科学知識を失伝したのがかえって幸運だったよな。そうでなかったら恐らく神に絶滅させられていた。 -- 2018-03-25 (日) 12:03:24
    • 神が始末した可能性あると思う ホルスそのものは新種の準プレイヤー格=ポピンズみたいなもんとして有り難く自分の世界に取り込みつつ 迷惑はバランスブレイカー部分は排除 -- 2018-03-25 (日) 16:07:29
  • メガワスとか言うホルス、女言葉でしゃべるから女かと思ったら実はオカマだとか言われて、んなの分るかw -- 2018-04-06 (金) 00:37:12
    • 衝撃の事実って書いてあるから、ホルス的にもラインコック並みにわかんねーよな外見なんだろうな -- 2018-04-06 (金) 01:04:41
  • メガワスがヒューバートに惚れているってのを知って笑った。ヒューバートの魅力は宇宙人にも通用するんだな… -- 2018-04-13 (金) 12:03:15
    • しかもプラトニックな関係で十分だという。素敵なオカマだ。 -- 2018-04-16 (月) 18:18:00
  • 今後、ランスシリーズ以外の別作品で凶悪な侵略者としてのホルスが登場する可能性もあるのだろうか。もしそうなった場合は、ホルス本来の科学力が存分に発揮されたりしそう。 -- 2018-04-19 (木) 14:59:34
    • 大帝国でホルスやカグヤが出てきたらどれくらいの強さと規模なんだろうな -- 2018-04-21 (土) 02:13:49
  • テラ様見たときはドロッセルっぽいと思った 形の良い乳してたけど硬いんだろうなあ -- 2018-04-21 (土) 17:10:43
    • 外骨格に、ターミネーターみたいな皮膚かぶせたら、ランス好みの美女になるんじゃない? -- 2018-04-29 (日) 09:47:11
    • 800より1000の方がいける -- 2019-01-19 (土) 08:12:00
    • なんと言っても大食いだからな。下半身はシロアリの女王みたいな肥大した腹部が尻尾みたいにくっついてるのかもしれない。 -- 2019-10-31 (木) 23:26:11
  • ホルスって結局何のために出したんだ -- 2018-05-12 (土) 15:15:00
    • ランスを五ヶ月間足止めするためでしょ -- 2018-05-12 (土) 15:17:15
  • ホルスの種族概要の説明とメガラス魔人と戦えるかつ(ホルスを守るために)人類側につく可能性が高い、ゆえゲーム性が今の形で成立しなくなるのでメガラス退場だったんだろうなとは思うけど、回想シーンで立ち絵くらい見たかったな。シナリオライターの手に余るってのも一因だったのかも知れないけど切ない。 -- 2018-05-12 (Sat) 23:38:25
  • ホルスの女王の名前がタムリンだったらダメ? -- 2018-06-11 (月) 01:12:06
    • 助けてー あほるしゃん -- 2018-07-28 (土) 22:43:54
  • ランスホルスになる薬や魔法を使ってテラ様とHしてくんないかな、事後に食べられそうになるところまでセットで… -- 2018-08-01 (水) 19:02:57
  • イブニクル2にも出てきたな -- 2019-02-25 (月) 11:25:59
    • しかも重要設定に追加されとるし。10ではそんなに使えなかったのになぁ -- 2019-03-10 (日) 20:48:33
  • ギガメルかわゆす、ホルスの女ってテラ様系の姿なんね -- 2019-05-22 (水) 08:33:08
    • ホルス的にメガワスは一目でガチムチ系おネエ兄貴と分かる容姿ということか -- 2019-05-22 (水) 08:46:15
    • テラ様よりもギガベルちゃんの方が美人に見える、バーチャロンのエンジェランっぽい。テラ様はクチが半開きだからなぁ。剣士系の女ホルスも見てみたいわ。 -- 2019-05-22 (水) 22:04:11
    • まぁ10のコンセプトデザインから可愛くする方向でデザインが新しく作り直されたのがギガベルだから初期のテラ様より可愛く感じてしまうのはしゃーない -- 2019-05-22 (水) 22:25:57
  • まだいくつか科学の部分で問われてるけど、現代科学またはパイアール並の技術まで上がっても倒せる状況は魔人止まりなんだろう。魔王になるともうベクトルが違うのはルドラサウム大陸に降りたホルスアベル単身に苦戦したり、美樹ちゃんが現代に戻った後に戦闘機や戦車つれて帰還したりで、限界を見せてるね -- 2019-05-22 (水) 22:29:19
  • 男はメガ縛りのようだけど、今後女性のほうはペタ子とかキロ美とか出てくるんだろうか -- 2019-06-15 (土) 06:33:42
  • なんか記事が書き手の主観を通り越して妄想の類になっちゃってるので、整理して作品内の事実のみを記述するよう修正します -- 2022-05-14 (土) 06:16:38
  • つかメガトンキッス皇帝って「魔魂炉を研究するよう命じた」しか出番なかった人だと思うんだけど、どこから「創造神に成り代わろうとしている」とか出てくるの、何かの書籍? -- 2022-05-14 (土) 06:44:57
    • そこの記述「そもそも魔魂炉とはホルスの始皇帝であるメガトンキッスの命により研究された……」からシャロがえらい量を流し読みしてしまうから、仮に続きが「命により研究された新世代エネルギーの実用化に最も有力視された技術であり――」とかだった場合、皇帝さん魔魂炉とは直接関係のないパターンもありうる -- 2022-05-15 (日) 02:51:02
Name: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

*1 魔王アベルはマギーホアに敗れたのち665年幽閉されているためそれ以前となる計算
*2 魔人メガラスも元は技術屋さん
*3 おそらく"may the force be with you"的なアレ
*4 生殖に必要な培養ポッドが失陥してしまったことによる
*5 後に魔王と融合し理を変える力を得た大聖女との間に血を残すことにだけは成功した⇒世代を重ね外観はほぼ人間
*6 談話室「魔魂炉、驚異のメカニズム」よりシャロ「そのフォースのお陰でQDの封印を乗り越えることができたみたい」
*7 談話室「イシュタム」よりアレク「ぶっちゃけ、封印したQDとやらの設定忘れのような気もしないでもない」
*8 魂の力が大きい者は魔力が高い傾向にあった
*9 理論上「(人の魂の)元となる大きな魂=創造神」を超える魔力が所有できれば、それは神に等しい力を得ることになる
*10 「別の世界へと追放された」とあるが、母星を失った只の比喩表現なのか、マジでホルス創造神とやらがキレたのかは不明
*11 無限に魔力が増幅することは判っていたのに停止方法を考えてなかったというバカな理由だった
*12 当時この世界を掌握した文字通り無敵の人
*13 星の血で魔魂炉の語感となれば、ウッ!アタマガッ!!な最終幻想の七作目がモチーフか