明石風丸 (あかし かぜまる)
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解説
明石家当主。先代の父が毛利家との戦いで討死したため、若くして明石家の当主となった。キツネ目の三白眼で片目は髪で隠れている。常に鎧を着込み、背中に父の卒塔婆を背負っている。
戦国の世における当主としては相応しくないほど優しい性根の持ち主。しかしながらあまりにも若く、経験不足であることも災いして毛利家をはじめとする列強の攻勢を削ぐことができず、彼が当主になってから明石家は崩壊の一途を辿っていた。さらに毛利家とのたびかさなる戦いで若い武将を大勢亡くしており、明石家領土には子供や老人武将しか残っていない。
織田家との戦いの最中、明石家に秘密裏に保管されていた人造兵器ぬへの存在を知り、その封印を解いたことで織田家の軍勢をおおいに苦しめた。しかしながら、ぬへが使い捨ての戦士ということを知らず、家臣らの制止*1をふりきって合戦場へ赴き、そこで目にした壮絶な戦いぶりにショックを受けてしまう。そして、父の遺言に反して人間への想いのような特別な感情を抱いた風丸は、最後に残されたぬへ・火鉢を合戦には出さず、そのまま逃がした。既に明石家の軍勢はぬへの力をもってしても侵略を一時食いとめるのが精一杯であり、最後のぬへが尽きてからはなすすべもなく、陥落。風丸は捕虜となった。
織田家登用後はひそかに捕獲されていた火鉢の噂をかぎつけ、首謀のランスに執拗につきまとってその安否を問いただした。何度かはぐらかされつつも、ものすごい執念で粘着しつづけ、ついにランスを降参させしめて屋敷から火鉢を開放するはこびとなり、お互い恋仲で結ばれた。戦場に出て風丸の役に立ちたいと望む火鉢に対しては、ぬへの自滅的な戦い方ではなく、生き残ることを考えた戦い方をしてほしいと願い、火鉢もそれに応え生き残れるような戦い方を学び戦場に出ることになった。 これにより戦国ランス後の正史でも無事生き残り恋仲となった火鉢と平穏に暮らしている。
ゲーム的には
武士ユニット。パラメータ・レベル共に貧弱だが、育て方しだいで一線級に化ける大器晩成型。
火鉢を捕獲してから風丸のイベントを進めると火鉢が部隊に編入する。その際、ユニークスキル「火鉢」「火鉢突撃(迷宮時)」と攻防知速が+2追加され、一気に主戦級になる。ただし編入前にステータスを7まであげてしまうとゲームの仕様上+2が付かないので注意。書物強化で6まで揃えておけばステータス8という強豪の一角となる。個人戦でも、火鉢突撃が防御力無視ダメージを出すのでさりげなく優秀。特にレベル差の激しいオロチやグナガンといった難敵相手に活躍できる。
人間関係
- 火鉢 / 愛する人
特記事項
- 才能限界値をみる限りでは経験をつんで行けば一角の武将にはなれたであろうが、惜しくも戦場への経験が少ないまま出陣せざるをえなかった。
- 成長を待たずに急速にJAPAN第4次戦国が終結を迎えてしまったものの、平和になったJAPANで火鉢と幸せに生きていく方が彼にとっては幸せなのかもしれない。
名台詞
- そうか…だからいきなり口で…。
ランスの調教の賜物。
画像
©アリスソフト
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*1 ぬへの戦いぶりを知る家臣の気遣いであった