マジノライン (魔路埜要塞)
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登場作品
ランス2(地図)、鬼畜王ランス、ランス6
年齢(誕生日)
築41年 / LP6年時点(GI980年完成)
解説
ゼス王国と魔物の世界を隔てる山脈に構築された巨大な魔法要塞線、ゼスの西側全てを覆う壁となって魔物界から南の人類圏を守っている「魔路埜要塞」の総称。前身のマーゼルラインの魔力自動供給システムが仇となったレッドアイダークの教訓を汲み、砦に対して自動魔力供給のオンオフが切り替えられるように改良し、40年もの歳月と国家予算の大半を使い造り上げられた。ゼス王国ではこれの維持に4割もの国家予算を割いている。
北から1区、2区と全10区に別れており、魔物界側にはトラップや砦が数メートル毎に設置され、山頂には200メートル毎に司令センター(迎撃システム制御室)がある。また観光名所にもなっており、マジノまんじゅう、マジノ人形などが売られているらしい。その稼動には最低でもマナバッテリー2基が供給する大魔力が必要とされる。
穏健なホーネット派の領域と隣接するヘルマン共和国と違い、ゼス王国は凶暴なケイブリス派の領土と隣接している関係から、それに対抗して建造されたマジノラインは人類が築き上げた要塞の中でも屈指の防衛力を誇る。
LP3年1月の魔軍進撃では、完成より約38年を経て同要塞が初めて起動し、下記に代表される、最新の設備で作られた数々の対魔物自動迎撃システムによって、魔人カミーラ率いる10万の大軍の半数以上に損害を与え撃退に成功している。
一般の魔物が対象であり、使徒や魔人は悠々と乗り越えてくる。特に魔人に関しては、侵入されても有効打がないため遠巻きに警戒する事しかできない。*1
なお、6のゲーム中に出入りしたのは第8区、マジノライン復帰によりゼスから魔軍を追い出すのに用意した出口が第5区である。(第5区=跳躍の塔からマークの間あたりの防衛線)
名前の元ネタは、WW期のフランスに敷かれた対ドイツ要塞線「マジノ線」。
ランス10でLP7年9月に勃発した第二次魔人戦争では、キナニ砂漠から出現した魔軍に炎軍・氷軍で対応しつつ予想される西からの侵攻に対してはマジノラインでの攻防を想定していたが、魔人メディウサと忍び込んで防衛装置を解除してしまえる使徒アレフガルドにより足止めすらできず一夜にしてマジノラインの区画1つが陥落し、メディウサが率いる魔軍20万に侵入されてしまう。
その後も残ったマジノラインは魔物界からのさらなる侵攻を防ぎ続けた。しかしLP8年2月以内にメディウサを倒せていないとマジノラインが全陥落する。
魔物大将軍ツォトン討伐後、光軍・雷軍・JAPAN毛利軍がマジノラインの奪回と再起動を行なった。ゼス解放後のマジノライン稼働率は45~60%程度。
迎撃装置例
作中で発動した対魔物自動迎撃システムの数々。(ランス6本編で名前が確認できるのは破壊光線砲、電撃塔、アンゴルモアまで)
名前 | 説明 |
破壊光線砲 | 白色破壊光線相当の強力魔法を人工的に発射する巨大砲台、236機配備。 |
電撃塔 | その全てが連動して電撃を放ち、山全体を覆う巨大な電磁結界を張り巡らせ、 塔の周囲数メートルに近づいたあらゆる侵入者を尽く焼き払う。 |
アンゴルモア | 巨石を連続して魔物の固まっている場所に投げつける投石機。 |
ボルケーノ | 崖の部分に造られた溶岩噴出装置。 魔法の力で強力加熱された溶岩が流れ出し、登って来ようとする魔物を焼き払う。 |
地獄の蓋 | 何百メートルもある巨大な落とし穴。魔物の軍団がそこを通過すると落ちる仕組みになっており、 穴の底にある無数の針と崖崩れ発生装置の二段構えで落ちた魔物を全滅させる。 |
巨大連装弓 | 4メートル強の大きさのある巨大弓装置。一人で操縦する事が可能で、 空飛ぶモンスターを射落とすのに使う。なお、矢のサイズは人が使うものの三倍、射程距離は五倍である。 |
コメント
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*1 6のサイゼル、8のカイトなど