ヘンダーソン・ドーントレス -Henderson Dauntless-
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解説
トーマ・リプトンの配下でリーザス王国を侵略した第3軍の司令官の一人。オカマ言葉でナマズ髭、なよなよとしたキザっぽい変態中年。側近はスプルアンス。戦士としての能力も低く、何故司令官になれたのか不思議がられているが、実は呪文を唱えてストーンガーディアンに変身する特殊能力がある。
自由都市地帯侵攻軍の前線司令官としてラジールの街を占領していたが、次なる侵攻先のカスタム攻略に手間取り、包囲殲滅を目前にして、ランスの潜入作戦により暗殺された。
気障でエロ親父なだけでは飽き足らず、カスタムの総司令官マリア・カスタードに懸想しており、件のカスタム攻略戦では、高度に設計された都市と彼女の見事な防衛戦によって、4度の侵攻を阻まれるという失態を晒した。その戦力差、実に6000対250。
ヘルマン(ヘルマン軍2000、リーザス洗脳部隊4000、数名の魔物師による相当数の魔物。)
カスタム(ラン、ミリ率いる実戦部隊200。志津香、マリアの魔法・砲火部隊50。)
とは言え、カスタム側も戦力を100名弱まで消耗させられて後のない状態であり、そこに偶々現れたランスの無茶によって難を逃れることになる。結局、マリアにかまけて易々と暗殺者を招き入れてしまったヘンダーソンは、変身する前にさくっと殺されてしまうのだった。
ゼス王国の異文化撲滅政策で虐殺されたリカーマン(変身人間)との関連性は不明。
ヘンダーソンの幸せな毎日
不定期会報に掲載されたぷかぴー氏のミニストーリー。
まだラジールが激戦区だった頃、マリアの元に魔法郵便でヘンダーソンから1099通目のラブレターが届くという物で、差出人を見たマリアは鼻から牛乳(死語)なショックを受ける。
ヘルマン一の美形。世界のアイドル。女は皆振り返る…と本気で自称するヘンダーソンは、公務を休んで刺繍などしながら、幸せな恋の不安に震える小鳥のような乙女チックな気分に肩まで浸かり、今度こそはと愛しのマリアからの返信に思いを馳せていた。
一方マリアの方は全身に脂汗を噴き出させ、ひどい頭痛と虚脱感に見舞われながら、ポストから届けてくれたランに中身は見なくていいから志津香の火炎魔法でこの世から抹消してくれるように頼んでふらふらと作業場の奥へと消えていく。ランはそんな彼女の背中に「人生試練のオートリバース」なんて言葉が似合うだろうと本気で思うのだった。
ゲーム本編でランスによりヘンダーソンに突き出される以前には、こんなエピソードがあったとか無かったとか。死んでも会いたくない相手との地獄のランデブーを味わわされたマリア嬢の不幸を綴ったお話。
ランス03では
ややオカマっぽいのは変わらないが、一部カニバリズムを示唆する描写が加えられた。ビジュアル上では常に食器のフォーク持ち歩いており、テキスト上ではよく干し肉を齧っていたり、口癖も「とっても素敵なスパイス」、「食べちゃいたい」など食べ物関連なものになっている。マリアに懸想しているのもむちっとした体型が彼の好みのドストライクだからだそうだ。
性格もただのキザな中年ではなく、ランスにいきなり殴られた事や騙された事も気にしない器量に加えて、夢はヘルマン軍の五人の将軍の一人になる向上心を備える人物になった。
また率いてる兵数も旧作と違って、
ヘルマン(ヘルマン兵5000、洗脳リーザス兵4000、中には赤の将リック・アディスンと黒の将バレス・プロヴァンスもいる。)
自由都市(ラジール1000、カスタム500。)
つまり9000対1500の戦況になっている。
自由都市軍はマリアのチューリップ部隊と奇策を用いて何度も敵を退かせたが、結局ランスが来るまではラジール都市長が戦死され、カスタムの兵力も100人足らずになった。
その後ランスのマリアを囮にする潜入作戦によって魔人アイゼルの使徒サファイアによる洗脳が解かれ、4000のリーザス兵と自由都市軍が混乱を乗じて一気に戦況を覆した。
人間関係
- トーマ・リプトン / 上司
- スプルアンス / 副官
- マリア・カスタード / 運命の相手、天使。(共通)名前まで美味しそう。(ランス03)
- ナース / 同僚?部下?(ランス3)
- サファイア / 客将(ランス03)
- ランス / 私を無視する無礼者。(ランス3)副官に勧誘したい(ランス03)
- ミーキル・デパ・ラジール / 兵士の慰み者
名台詞
- ラ ポタン ポタン ペロ ホシトマリノトヒソ ビィーーー。(スバッ)(グサ グサ グサ)
途中までしか唱えられなかった変身の呪文。(ランス3)
- 「……ふふ、敵陣に忍び込んで洗脳解除を達成するなんて、中々剛胆な男じゃない」
- 「そういうことなら……」
- 「そういうことなら、改めて誘い直すわ。貴方やっぱり、正式にヘルマン軍に入らない?」
自分の大軍を壊滅に追い込ませた男さえも勧誘する器量、やはり只者じゃない。(ランス03)
- 「最初は子猫ちゃんと思ったのに……その実、獅子だったなんて……クスッ……食べちゃいたい……」
- 「せめて、最後は……私を殺した男の胸で……」
おそらく彼なりの最大級の褒め言葉だが、当のランスは気持ち悪さしか感じないようだ。(ランス03)
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