クルーチェ・マフィン
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解説
ランス城騎士団に副団長の肩書きで籍を置く凄腕女性剣士。LVからも分かるように相当な猛者の一人だが普段の口調は軽く、語尾に「――っす」と付けて昼行燈を装っている。
万事やる気がなくゆるゆるに生きており、城内ではハイジ・パンクラウと同類のサボリ常習犯。事ある毎に団長サーナキアに叱られているが、剣の腕や統率力についてはサーナキアを遥かに上回る。性に関しても同様に緩い考えの持ち主で、ランスが相手でも別に気にしない*1。
元々剣の腕を頼りにランス城騎士団の入団試験を受けてみたものの、城主ランスの風評から想像していた「適当なお仕事」と異なり、わりとガチめな雰囲気*2に当初は入団を見送ろうと考えていた。試験にあたり、「マフィン」の家名に反応したサーナキアから直々に模擬戦を課されるも、これをあっさり打破。しかし力量差は明らかにも関わらず何度も挑戦してくるサーナキアの「諦めない姿勢」が琴線に触れ、入団を決めた。曰く「この人についていこう」。
普段は締まらない緩い顔をしているが、真面目になると目の据わった冷徹な顔となり口調も変わる。一旦硬い顔になると、緩い顔に戻すのに苦労するらしい。
その素性は
剣の名門「マフィン家」の令嬢。女性ながら当代では最も剣の才能を持つ。
実母との折が悪かったため、父と兄から「勘当」の形で家門の重圧から解き放たれた。後に第二次魔人戦争が開戦し、勘当の要因となった実母は娘の身を案じ始めている。
ランス10では
ランス城にてゆるくサボリながら副団長をこなし、サーナキアに追い回されている姿が散見される。
本作は、遠征以外は基本的にランス城内でイベントが進行するため要所要所で出番があるものの、基本形はサーナキアが倒れたあとの真打ち。「精鋭をスカウト」の対象ともなっており、シナリオ的にもゲーム的にも強キャラに位置づけられている。ただし一部物語終盤の魔物界遠征では「ランス城を守っている」扱いとなるため、戦闘に参加できなくなるため運用には注意が必要。
レッドアイ戦において、陣中見舞いを称したランスがサーナキアを襲い、嬉々としてそのアシスタントを務める。これによりサーナキアは過去作例がない程どろどろに溶けた。女性もイケるクチ、かつサド気質持ちである。
ゲーム的には
ランス10では
「その他」グループにおける貴重なゼロコスト一倍攻撃持ちのため重宝する。
ATKの伸びも悪くなく、サブウェポンに「味方ガード2」があるため、場面に応じてアタッカーとタンクを切り替えられる小回りの利くユニット。
人間関係
- ランス / エロ城主
- サーナキア・ドレルシュカフ / 尊敬する団長
- シノハラ / マフィン家執事
- ハイジ・パンクラウ /友人 言葉を交わさずとも通じ合えるサボリ仲間
特記事項
- 次代当主となる筈だった兄は第二次魔人戦争において戦没した
名台詞
- ウチはサーナキア団長に初めて会ったとき思ったんす!
ああ、ついていくならこういう人だ、と!サーナキアを煙に巻く際の台詞、同時に本心でもある 寧ろこれで煙に巻かれるサーナキアのほうがちょろ過ぎる
- 孕み袋になる覚悟くらいはついています
普段のゆるさが鳴りを潜めるマフィン家令嬢モード 「家」のためのシビアな選択も辞さない覚悟
- いやぁ……
ウチは人の上に立つ器じゃないんすよ(通常モード) - 何より、ただ剣の腕が立つだけの私は、
……やはり当主にふさわしくありません(令嬢モード)通常モードと令嬢モードでも同様の事を言っている。統率技能はあっても本人はそれを好いていない様子。
名場面
- ランス(こらこらこら!後ろを向くな!
こっちを向け!大事なところを
全て俺様に晒すのだーーーー!) - クルーチェ「…………」
- ランス(……ん?動きが止まった?)
- ランス「あんぎゃあああああああ!?」
- クルーチェが一足飛びで
ベッドに剣を突き刺した。 - ランス「は、ひっ、は……」
- ベッドに突き刺さった剣の切っ先は
ランスの顔の横をかすめていた。ランス危うし。普段から隙を見せているようで全く隙がない。
画像
(ランス10)
コメント
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*1 一応相手は選ぶので、ランスは基準をクリアしている
*2 団長サーナキアの熱血気質のせい