クルピストン星の歴史

Table of Contents

解説 Edit

ランス5Dで語られるクルピストン星における知的生物の誕生から星の滅亡までをあらわした一大叙事詩。・・・そのわりには最初から最後まで登場人物は同じ3人組しか出てこない。(最後のみ、他のクルピストン星人達が登場)
あと、文体がカタコトだったり標準語だったり関西弁だったり武士語だったり赤ちゃん言葉だったりお嬢様言葉だったりオタク語だったりまるで一貫してないが、実際は「クルー!」としか言ってないのでこまけーことはいいんだよ!

話数タイトル主な内容
1話生命の誕生クルピストン星に知的生命体であるクルピストン星人が誕生した。
 カマクラ「ク、クルー・・・クルー」 (日本語訳:オ・・・オレ、ニンジャ・・・ナマエ、カマクラ・・・)
 ローズ 「クルー・・・クルー・・・」 (日本語訳:オレ、ケンシ・・・ナマエハ、ローズ・・・)
 サントス「くるー!くるー!」    (日本語訳:俺、サントス!職業タフガイ!!)
クルピストン星人の中のクルピス兄弟なかよし3人組、忍者カマクラ、剣士ローズ、タフガイのサントスを通してこの星の歴史を追体験していくことになる。
2話狩猟生活の始まり突如鳴り響く爆音。それはサントスの腹の音であった。3人は生まれてから何も食べていなかったのである。
3人は飢えをしのぐためとりあえず食べられれば何でもよい共食い上等と仲間にかじりついたりしながらその辺にいる生き物を狩りはじめた。

カマクラ「食えりゃなんでもいいんじゃーっ!」
3話火の発見嵐の日。カミナリにおびえながらなかなか帰ってこないサントスの帰りを待つ二人。
雨がやんだので探しに行ったところカミナリの落ちた後でなぜかカタコト口調になりながら焼けた肉を食べるサントスの姿が。

カマクラ「ニク・・・ヤク・・・ウマ・・・」
4話農耕の発達黄金色のもじゃもじゃを見つけたカマクラとサントス。黄金色のもじゃもじゃの中から聞こえてきた声に警戒を強めるが声の主はローズだった。
かねてから取り組んでいたコメの栽培に成功したのである。

ローズ「俺の田圃を、黄金色のもじゃもじゃって言うなーっ!!」
5話土器の発明今度は土器を発明したローズ
早速中に入って遊びだしたあげく出れなくなったカマクラを、ローズとサントスはフルボッコにするのだった。
6話縦穴式住居寒さに震えるサントス。寒いんだから服を着ろというローズの忠告(ツッコミ)にもタフガイはいかなる時にも上半身裸なのだと耳を貸さない。
そこにカマクラが縦穴式住居を完成させたとの知らせを持ってきた。喜んで現地に向かうサントスだったが、そこにあったのは住居という名の罠付き落とし穴だった。
7話国家誕生衣食住に関する問題がとりあえず解決されたが、サントスはさらなる刺激を求め、ローズはもっと豊かな生活を求めていた。
そこにカマクラが現れ、二人の願望を満たすアイデアがあるのだという。
「俺、今日から王様!!おまえら家来な」
こうして天下統一をしてさらなる刺激と豊かさを得るために国家「テンプラ国」が誕生した。
8話戦国時代の幕開けブロンドギャル*1の大群を襲うなど海賊まがいなことを続ける3人組。
手近なところを全て制圧したものの、些細なこと(ギャルの分け前)から喧嘩になってしまう。
9話世界宗教誕生喧嘩についてはとりあえずギャルを三等分することで落ち着いたが、身も心もボロボロなサントスは刺激はもう十分だと戦争に飽き、ローズもまた癒しを求めていた。
カマクラ「・・・・・・よし!俺、今日から神様!!」
頼りないものの、クルピストン星に世界宗教が誕生した瞬間だった。
10話文明開化の波サントスがペリー*2の来訪を妨げていたさっちょー君がきんのー君に負けたとの知らせを持ってきた。
今日のご飯はカステラだと黒船を倒そうとするカマクラとサントス。だが、ローズは自分たちのレベルで黒船に勝てるか不安に思っていた。
ローズの心配は外れ、黒船には勝てたがペリー(量産型)が鳴門海峡の方まで一杯になるほどいたので全滅してしまう。もっとも鈴カステラはそれなりに手に入れた。
こうして長きにわたって鎖国を続けていたスシテンプラ国*3に文明開化の波が押し寄せることとなる。
11話工業化いつの間にか神様をやめていたカマクラ。この科学万能の時代に神様とかいっても誰も信じてくれないからやめたのだという。
誰も信じないのはおまえの資質のせいだとローズからツッコミを受けながら川辺を歩いていたところ工場を作っているところに出くわした。
これまでののどかな田圃風景の中に徐々に工業化が混じり始めたのである。
12話自動車の普及開始早々、頭文字Dを決め込むカマクラ。だがそれは妄想であった。
ローズがモノホンの自動車を買ったことをこれ幸いにと、カマクラはイメトレ(妄想)の成果を見せた。結果は轟々と燃える鉄クズだった…
一般家庭にも自動車が普及し始めた、そんな時代のワンシーンである。
13話三種の神器カマクラは戦っていた。敵は小人さんをとらえてそこから出られないようにする箱。その名も「テレビ」。
ローズの説明をろくに聞かない彼は、その日も鉄クズを量産するのであった。
「テーレービーくーん、サツガーイ!(CV:大山のぶ代)」。ハニービル4Fのように白煙を上げるテレビ様。
加速度的に進化するクルピストン星の技術。テレビ・洗濯機・冷蔵庫は三種の神器と呼ばれ、新たな信仰の対象となっていた。
14話環境汚染…さ、魚……川の汚染により最近魚を食べていない三人衆。魚が食べたいとダダをこねるカマクラにサントスが取れたてピチピチの手足の生えた奇形魚をプレゼントフォーユー。こんな物、誰が食べるというのか。
大気汚染によって身も心も侵され、このままではヤバいと思いつつも工業の発展による弊害である環境汚染を止められない国王カマクラなのであった。(自称だからね……)
15話世界大戦世界大戦が始まった、というかまた勝手にカマクラが始めた。
相手は海の向こうにあるコメ国である。
スシテンプラハラキリ国*4はビールジャガイモソーセージ国、ピザパスタバルサミコ国と三国同盟を結成し戦争に臨むのだった。
なお、はじめから負けること前提。
16話コンピュータの登場ローズがなんか色々出来るらしいということでコンピュータ(メディアはカセットテープ)を手に入れてきた。
具体的には何が出来るんだとサントスが聞いたところ文字が出る、丸や四角が描けるなどどうもぱっとしない。カマクラが持ってきたカセットテープの読み込みが終わらないまま終了。
17話マニア・オタクの登場テレビでアギメ*5「ガソダム」を見ながらテーマソングを熱唱するサントス。
あきれるローズに今度はエスカレーターで人雪崩を起こしたり殴り合いしたりして苦労して手に入れたガソプラの自慢話をしていたところコスモアフロのコスプレをしたカマクラが現れた。
そのクオリティに感激するサントス。カマクラはガソオタだったらこのぐらい当然というがコスモアフロはガソダムの登場人物ではなかった。
クルピストン星にもマニアやオタクといった人種が現れ始めた。
18話萌えの進行コレットさん萌え~、さっちゃん萌え~、マドカたん萌え~、レジィナたん萌え~、などと熱病にかかったように萌えているカマクラとサントス。つーかぺたぺた団なんて誰もわかんねえよ。
新しいガソダム始まらねぇかな~!主人公はギャル5人組で!メカもフェイエソやエンジェラソのようなギャルで!と盛り上がっていたが、一般人ポジションのローズは全然話について行けなかった。
病み始めたクルピストン星……。萌えの進行は止めることは出来ない。
最終話惑星崩壊何の前触れも無くその日は訪れた。*6
☆型の惑星クルピストン星の各地で地震が発生、やがて溶岩が噴き出し、クルピストン星人たちが焼け死に、ついにはクルピストン星に巨大な亀裂が走って惑星崩壊。例の三人は出てこない。

コメント Edit

+  開く

*1 クルピストン星人は男のみの種族ということなのでこれが何なのかは不明
*2 倒すとたまにカステラを落とす
*3 いつの間にか国名を変更していたらしい
*4 また国名が変わっている
*5 アニメのようなものだと思われる
*6 4のクルピストン星破壊ボタンの重核ミサイルが連想されるが、特に何かが着弾したような描写はされていない。