キャロリ・メイト
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解説
10代の女の子しかかからない不治の病、緑化病(ミドリ病)に冒された女の子。
自分がいつ死ぬかもわからぬのに、同じように捨てられた仲間を看病している。
魔人カイトに憧れにも似た恋心をもっていた。
治療中にカイトから色々と教わったようであるが、宝箱は踏み潰して開けるなどと間違った知識を持ってしまっている。
ランス・クエストマグナムでは
鬼畜王ではカイトを待ち続ける結末になったが、マグナムでは汚染され暴走してしまったカイトがランスたちによって倒され、魔血魂になった彼を前にして泣きながら別れを告げる悲劇的な最後となってしまった。
ランスに無理やり犯されたことに恨みを持っているが、緑化病治療の件で感謝もしている。
後に導く者によって他の緑化病患者達が殺されてしまった後、自分だけが生き残ってしまった事に引け目を感じていた際は、ランスに優しく励まされており、何だかんだで最終的には割と良好な関係を築けた様である。
ランス城ではミル・ヨークスと仲がいいらしくよくエロ可愛い女になる方法を教え込まれている。相手が相手な為、ちょっと心配である。
後日談では緑化病が再発するようになってしまい、ランスの元を離れられなくなったようである。
ランス10では
引き続きランス城に滞在しており、妊婦である毛利てるの健診を手伝ったり、キバ子の予防接種を行ったり、看護婦としての職務を果たしている。
魔人討伐隊にも参加し、治癒魔法では回り切らない怪我人の面倒をみている。
また年相応に恋の話に興味津々で、ウスピラにサイアスとの仲について色々尋ねる場面が見られる。
治っていたはずの緑化病がまさかの再発をしたときはパニックになり、ランス達の元を離れることまで考えるが、それを聞いたランスが許すはずもなく、再び抱かれて事なきを得る。
ランスとの出会いは最悪だったが、結果的に不治の病を治し、居場所をくれ、彼が時折見せる不器用な優しさに思うところはあるようである。
第二部では自由都市地帯にある医療都市「シヴァイツァー」の病院でミックス・トーの仕事を手伝っている模様。
鬼畜王ランスでは
緑化病に冒されたため、ゼス西方・魔路埜要塞の北にある緑の里に隔離され暮らしている少女。鬼畜王ランスの設定では、緑化病は全身の皮膚が緑色に変わり5年以内に死亡する病気で、十代の女の子しか掛からず、接触感染する。
自身が病に冒されてるにもかかわらず、同様の境遇となった女の子たちのため看護を行っている。彼女の献身を以てしても己の不幸を嘆いて命を絶つ者が後を絶たないが、魔人カイトの支援もあり細々と緑の里を運営している。魔人カイト曰く、己がまだ人間だった頃の緑の里は今とは比べ物にならないほど劣悪な環境だったらしい。魔人であるのに場末に棄てられた女の子を援助してくれるカイトに仄かな恋心を抱いている。
ゼス王国をほぼ平定したリーザス王ランスが視察に訪れた際、ランスは従者を撒いて単身緑の里に直撃、出会ったキャロリを即座に手篭めにしてしまう。情事の後「一刻も早く検査を」と慌てるキャロリであったが、問答の最中にキャロリの緑化病が瞬く間に癒えてしまった。その後噂を聞きつけた他の緑化病の女の子たちが、一縷の望みを託してランスに抱かれるとこれまた全快、緑化病の特効薬*1が男性の精液だと判明する。
こうしてリーザス兵を駐屯させることにより緑化病は撲滅、緑の里は閉鎖されることとなった。折りしも里を訪れた魔人カイトが事の顛末を目撃、ランス王の治世の間は人間と戦わぬことを誓い、魔人の森へと去っていく。キャロリは私も連れて行ってと懇願したが、過酷な魔物の世界では到底生きていけぬと、カイトは優しくキャロリを気絶させた。
ゲーム的には
ランス・クエスト マグナムでは
マグナムでは鬼畜王の時とは違ってPTメンバーとして操作が可能になった。
強力な魔物が徘徊する村を探索して山菜等を集める等していた為か、ヒーラーではなく、レンジャー職として登場。
攻撃力が低く、暗殺が使えないので他のレンジャーよりは攻撃面は弱い。
しかし簡易治療2を使用でき、更に回復量が2倍の固有スキルも合わさり強力な回復要員となる。
(加入直後のレベルならばほぼ全快、W3終盤でも半分程回復出来る。しかも使用回数20回で忘れる程ある)
ボス戦ではヒーラーに敵わないが、ちょっとした雑魚敵が相手ならキャロリで十分である。
ランス10では
AP1でHPを5%回復する「自然薬学」と、AP0で部隊の状態異常を1つに加え、各陣営の石化やスタンなどを全て治す「状態回復」をもつ。
AP0の状態回復は便利なスキルで、状態異常が厄介な敵にはこれだけで採用価値があるスキルである。
もう一方のスキルは回数やAP累積こそないが、代わりに初ターン限定という制約をもつキャロリ固有のスキル。
1回の回復量は多くない応急処置的なスキルのため、道中の雑魚戦で火力に余裕がある場合にこつこつ使っていくような運用になるだろう。
人間関係
- カイト / 憧れの人
- ランス / 感謝している人
- ラグナロックアーク・スーパー・ガンジー / よく緑の里に見舞いに来る王様
- アム・イスエル / カイトの仇
- ミル・ヨークス、プリマ・ホノノマン / 医療班の仲間
- ミックス・トー / 上司、先生(第二部)
名台詞
- キャロリ
「けど……同じ緑化病だった子たちのことを考えると……凄く不公平な気がして……」 - ランス
「気にするな。世の中には不幸なやつは腐るほどいる。元々、公平じゃない。その中でお前は幸せになったんだ。だったらその幸せに感謝こそすれ引け目に感じる必要はない。だから今の幸せを存分に楽しめ。」 - キャロリ
「ランスさん…… ……はい。ありがとうございます。」マグナムの隠れた名シーン。彼女もランスに救われた女性達の一人である。
画像
©アリスソフト
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*1 鬼畜王ランスでは特にランスの精液である必要はない
*2 ランスワールドノート