闘将 の変更点


TITLE:闘将
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* 登場作品 [#d1bac24d]
# ランス4、ランス4opt、にせなぐりまくりたわぁ、鬼畜王ランス、ランス6、ランス9

* 解説 [#rfeb91d9]
聖魔教団の主力兵器であった、金属に包まれた身体を持ち、絶対服従の魔法で制御された、疲れを知らない不老不死の無敵の戦士達。[[魔教団>聖魔教団#makyodan]]が世界を牛耳るにあたって致命的と言えた魔法使いの数の不利を覆し、人類統一の後は、人々を襲うモンスター達を魔物の世界に封じ込めて、魔人戦争までの約60年間の表向きの平和を支える力となった聖魔教団の武力を担った存在。闘神都市の主力戦闘兵器であり、闘神の護衛。戦場では「鋼の鬼神」と呼ばれ怖れられた彼らだが、流石に魔人の前では生身同然に過ぎなかったと言われている。

>'''魔人には勝てませんがすごく強いんです。人間じゃ勝てません(メリム・ツェール)'''

事実、闘将のプロトタイプである鉄兵24体で2万もの将兵を殺した鉄兵戦争の例や、たった[[1体の闘将>バステト]]が大小合わせて2000のモンスターを撃破した記録が残っている。

M・M・ルーンが師であり魔法工学の権威であるフリーク・パラフィンの鉄人形を発展させ、やはりフリーク由来のネクロマンサー技術を発展させたバイオメタルと組み合わせる形で完成させた技術。バイオメタル自体、ルーンがフリークの延命を望んで開発した魔法であり、鉄人形がそのまま金属人形であるのに対し、闘将はベースに人体を使用している。兵器である前に一種のサイボーグ技術。ある意味全身義体技術と言える。

** 構造 [#yda18e66]
もとの人体のうち使用されるパーツは、骨格とバイオメタル化された脳・左目のみ((その為、頭部の仮面も片眼で左右非対象デザイン))。骨格を芯材として、魔法の力で筋肉の役割をもたせた包帯を、元の体型を再現するように幾重にも巻き付けていく。このミイラ状の素体に、金属製の外皮(戦士ならば甲冑型)が取り着けられ、最後に腐敗・腐食を防ぐ為の強力な魔法のコーティングを施す事で完成する。闘将の性能は、素材となった人物の生前の能力が大きく影響するため、個体差が激しい。

生前の人格、知識、戦闘技術をそのまま引き継ぎながらも、全身が無駄なく筋肉の塊になる為に、生前を遥かに上回るパワーが与えられ、更に通常の数倍の厚みはあろう頑強な鎧を着せられることで無敵とも言える肉体を得た彼らは、いわば大幅に強化された鋼鉄のミイラ(メタルマミー)とでも言うべき存在であり、金属質に変えられた脳を破壊されない限りは、永遠に生き続ける事が出来る。このような人間を闘将へと造り替える手術を行う魔法使いのことを魔鉄匠と呼ぶ。

闘将を作る上では幾つかの禁止事項がある。「人間以外では開発しないこと(知能の低いモンスターでは複雑な命令を理解することができない)」。「絶対服従の魔法をかけること(対象が教団内の人間の場合は不要)」。「魔法の天敵といえるミスリル銀などは使わないこと(素材の性質上、仕上げのコーティングが不可能)」などなど。いずれも闘将を魔法使いたちのコントロール下におくための決め事である。

** 成長 [#q5745f4a]
もともとの才能LVならびに技能LVは生前の能力に依存するが、戦いを重ねることでより強くなれる。パワーに関しては生前の肉体をはるか超える域にまで引き上げされているため目立った成長はないが、技の成長は生前のそれと変わらず、磨けば磨くほどに鋭さを増す。ゆえに人間と同じようにレベルが上がる。

** 弱点 [#m0112621]
闘将にもいくつか弱点がある。鉄のからだが肉体面の強さに拍車をかけても、精神的な部分が強化される訳ではない。故に闘将は精神的ダメージを受けやすい魔法攻撃に対しては、(装甲が意味を持たず、脳が直接影響を受ける為に)滅法弱いのである。この点に関しては生前の抗魔力に依存しきってしまう。事実、絶対服従の魔法が失敗して反抗的な態度を取った闘将は、ディオ・カルミスのような例外を除いて、魔法によっていとも簡単に抹殺されて行ったという。彼らの多くが元は魔法の使えない蛮人であるが故の弱点と言えるだろう。

また、腹部の中心に動力魔球と呼ばれる部分がある。これは命の魔力を蓄えた貯蔵庫であり、闘将にとって血液にも等しい魔力を永久に全身くまなく行き渡らせる機能をもつ。まさに闘将の心臓部であり、ヒビが入って魔力が抜けると機能停止に追い込まれる模様。これは闘神((少なくとも闘神MMには適応))にも通じる弱点のようで、ランス9に出た闘将・闘神の敗因は全て動力魔球の破壊である。

しかしながら、脳さえ物理的損壊を負わなければ、魔力を供給することで復活することができる。フリーク・パラフィンも条件さえととのえば復活できるが、肝心の動力魔球がフリークにしか製造できないため、手立てがなく事実上の死亡とされている。((2014/9/12トミノメモ ミラクルの努力次第で生産可能?)) ((一方、エピローグにてフリークがルーンと共に死後の世界へ向かうような描写もある。ランス10では機械的には健在でも自己停止してしまった闘神が存在するため、自主的に魂が昇天してしまったらお手上げなのだろう。))
* その他 [#x392aad2]
闘神都市内では魔鉄匠達の研究コアで製作・修理が行われ、闘将自身は闘将コアに個室を与えられる。(ランス4で、特にディオとミスリーの部屋には持ち主の個性が反映されているのが見て取れる)また、有事の際には同コアに配備されている揚陸挺で地上に降りて行動、或いは都市そのものの防衛にあたる。休眠状態からは魔力を注入して脳に活力を与える事で再起動する。ただし20以上の魔力が必要(ビッチ・ゴルチでは無理だった)。

闘将は、基本的に食料を取らなくても半永久的に動作する。ただし、定期的に術者により魔気を注入しなければならない者もある。闘将への命令の絶対権は闘神にあるが、普段であっても魔法使い(=教団構成員)の命令には絶対服従となっている。(ただし、地上の蛮人に味方する者は仕方ないので敵と見なされる)

現在では、他の聖魔法体(聖骸闘将)と違ってその存在は希少と言っていい闘将達だが、その多くは、一度目覚めれば所属先の闘神より受命したM・M・ルーンの最終指令に従って地上人類(蛮人)抹殺に動き出す非常に危険な存在と思われる。ちなみに、マーダーに代表される[[魔法機>マーダーシリーズ]]は、この闘将を補佐する為に造られた。

* 主な闘将 [#v13859ef]
#style(style=font-size:small;line-height:120%;){{
|CENTER:名前|CENTER:解説|h
|150|BGCOLOR(White):|c
|バステト|闘神都市αの闘将。|
|スカーレット|闘神都市Υの闘将。|
|ボォルグ・ラウゼン・ストマウス|闘神都市Υの闘将。|
|レプリカ・ミスリー|闘神都市Υの闘将。|中
|レプリカ・ミスリー|闘神都市Υの闘将。|
|ディオ・カルミス|闘神都市Υの闘将。魔法に対して完全耐性を持ち、全闘将中最強と評される存在。|
|モガンダ博士|聖魔教団の生き残り。闘神都市Υの魔鉄匠。|
|フリーク・パラフィン|聖魔教団の生き残り。伝説にある「裏切りの魔法使い」。|
|聖魔導師ダイロス|聖魔教団の生き残り。にせなぐりまくりたわぁの主。|
|跳躍の塔地下の闘将|パパイアパラダイス闘技場のラスボス。個体名不明。&br;通常の闘将と違い、人格を感じさせる描写もない。&br;(パッチ後は無茶苦茶モードでのみ登場する)|
|闘将ロブロズ、ルデム、ホセイト|闘神都市Σの遺跡で休眠状態で待機していた闘将。&br;シーラの手によって再起動される。&br;最終命令が白紙化されたため元の人格が伺える。|
}}
* コメント [#o043e68c]

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