パイアール の変更点


TITLE:パイアール・アリ
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#style(style=font-size:small;float:right;line-height:120%;){{
|>|CENTER:プロフィール|h
||BGCOLOR(White):|c
|年齢([[生年>誕生日]])|2519歳以上/ LP7年時点&br;(NC467年頃魔人化)|
|身長 / 体重|140cm / 30kg|
|出身(現住地)|ケイブリス派魔人領|
|職業|魔人、科学者、元国王|
|[[レベル>現在レベル]] / 才能限界|LV60/LV120|
|技能LV(傾向)|科学LV3|
|~|魔法LV1|
|使用武器|パーフェクトシリーズ|
|特技|発明、魔法障壁|
|趣味||
|目標|姉の治療|
|登場作品|鬼畜王ランス&br;ランス6(アリスの館&br;ラフ画集)&br;ランス・クエスト(会話)&br;ランス03(名前だけ)&br;ランス10|
}}
#div(end)

#contentsx(include=false)

*解説 [#d329dbb5]
通称:魔人パイアール、人間出身でNC467年頃に魔人化した。&br;
少年のような体躯でありながら、異様に病み老け込んだ相貌を持つ。非常に高度な科学技術を会得しており、神から「誰の理解も及ばない」「誰にも教えられない」「突然変異で生まれた異能者と同じ」と評された。&br;
性格面はその知能の高さから他者を見下す傾向が強くプライドも高い。自分の作業に直接的な干渉を嫌う余り、上位者からの命には早々と対応したり((魔王ナイチサや魔人ケイブリスの依頼))、間接的な干渉であれば放置したり((人類がPCを扱っていること))することがある。また、姉ルート・アリを偏愛しており、魔人にありがちな戦や人類の殺戮、蹂躪行為といったものには一切関心が無く、姉以外の一切がどうでもよいという思考を持つ。そもそも魔人となった経緯は姉の身に起きた不幸を発端とする。&br;

# ''ミラクル・トーの歴史講釈''
# 東部オピロス帝国による死滅戦争より500年程前、JAPANの藤原石丸の台頭よりもまだ前の時期に、
# 無敵の鎧を用い魔人に対抗した勢力が存在したが、首魁である少年の失踪により一夜にして滅んだという。
パイアールがPCに残したテキストメモから、上記の首魁の少年=パイアールであることが判る。&br;
パイアールが対魔人勢力を興した理由は、不治の死病に冒された姉ルートを救う研究に膨大な時間が見込まれたため、当座の問題の解決にあたり、自身が無限の時間を有する魔人となること((姉ルートは生体改造による自滅因子の除去まで冷凍睡眠に入ることとなる))にあった。そのため魔人の捕獲、魔血魂の摘出((2011年の公式回答により、無敵結界のオンオフは任意であることが明かされている))、自身の魔人化が成ると同時に勢力を捨てて離脱。残された対魔人勢力は壊滅することとなった。&br;
パイアールが当初計画していたルートの治療については、治療薬を作り出すというものではなく、病気等で死ぬことがないような存在に作り替えることであったが、その試みは失敗し、肉体に付与された再生機能が暴走し肉塊へと変貌させてしまった。&br;
そのため、それ以降ではルートの「治療」ではなくルートの「再生」を目指して行動している。&br;

**ランス03では [#j3fbbccd]
名前だけとは言え、正史初登場?&br;
ホッホ峡の戦いにおいて、チューリップ3号の砲撃で負傷したアイゼルの使徒ガーネットに対して、&br;
同じく使徒トパーズから「あんなの所詮、人間の兵器じゃん。パイアールのとかじゃあるまいし……」との台詞のみ。&br;
前々から知られている情報であるが、人類の最新鋭の兵器である戦車も彼の兵器群に比べれば低レベルだと窺える。

**ランスクエストでは [#z0f9aba4]
直接登場してはいないが、サテラのストーリーでその動向が語られる。
ホーネット派を一掃すべくコンピューターで操る衛星兵器を開発しており、稼動すれば宇宙から一方的に攻撃が可能となる代物だった。それによってホーネット派は窮地に陥っているが、サテラがランスに頼む形で手に入れた大量のバグによって衛星兵器は破壊されてしまう事になった。因みにランス10でこの衛星の破壊はメガラスで高度1万mまでバグを持って行きぶつけたと言うことが分かる。

**ランス10では [#y7e3938d]
キャッチコピーは「暴走する知性」。&br;
戦闘は機械任せなため、攻撃魔法を一切習得していない代わりに本人の魔力は全て魔法バリアに充てられており硬度、持続時間共に魔人中最高を誇る。また、無敵結界では衝撃そのものを防げない事を厭い、無敵結界の外に魔法バリアを常時展開している。&br;

第二次魔人戦争において自由都市方面担当の魔人として侵攻するものの、自分の研究にしか興味がないため、以降の進軍は魔物大将軍ピサロに丸投げしている。このため散発的に兵器提供による支援はしているものの、魔軍自体が彼の足取りを正確に把握していない。&br;
実際のところ侵攻した自由都市に研究施設を移築中のため、度々魔物界に戻っており不在がちであり、その間研究施設に辿り着いたランスによって姉ルート・アリの復活を先んじられてしまう。のみならず、性奉仕を強要された姉の姿を見て逆上してしまう。&br;

パイアール自身、奇病カスケードに冒された姉ルート・アリを救うという目的とその手段を完全に取り違えており、「『自分が』姉を復活させねばならない」ことに執着する一方、「姉を侵す病魔を治療する」事は全く考えておらず、姉の完全な模造品を作り上げることに血道を挙げていた。&br;
皮肉なことに、現在の奇病カスケードは、希少性の高い死病ではあるものの特効薬が完成しており、粉薬を一月服用するだけで完治してしまうレベルに成り下がっていた。パイアールは自分の才能を過信し、外の世界に無関心であった為、その事実に気付いておらず、ミラクルから痛烈な指摘を受ける。&br;
プライドの高さからその事実を認められず、結果ランス一行に敗北し、姉に看取られる形で魔血魂化する。……のだが、直後にパイアールの思考を完全トレースしたパイアールロボが起動、姉ルートに諭され、晴れてランスの仲間入りする事になった。((時系列が一部終了後のバスワルド食券イベで姉とパイアールロボがいるので正史扱い))&br;
ロボットの体になってからは同じく人類側へ下った魔人レイに定期的に充電してもらうことで活動している。(最もエネルギー効率が良いらしい)&br;
ロボットの体になってからは同じく人類側へ下った魔人レイに定期的に充電してもらうことで活動している。(流石に魔人と言うべきかエネルギー量が他とは桁違いな為、最も効率が良いらしい。)&br;
第二部では未登場だが、マリア食券Cイベントでは陣営に所属していると意図的に知識レベルをセーブして周囲とコミュニケーションを取ることに大きなストレスを感じると愚痴をこぼしており、陣営を離れ姉と二人でひっそりと暮らしていると思われる。&br;
本人も自覚があるようだが優れた科学技術を持つ反面、それを効率的に利用した発明品をデザインする能力は欠けている模様。曰く「ついつい脚とか関節を足してしまう」とのこと。そのためかマリアのチューリップ3号を「シンプルに機能を突き詰めたデザインである」と褒めていた。上から目線であるため、まるで褒めてるようには見えないが。&br;&br;
パイアールの科学技術はバランスブレイカー級であるが、あまりに進みすぎているため彼以外誰も理解できず、彼一代で終わってしまうものであるとして、神から特例として目こぼしされている。&br;
ロボになってからはクルックーに配慮して出過ぎた真似をしないようにはしているが、「神がいるなら目の前に連れてきてよ」と強気な態度。&br;
また、ラ・バスワルドの暴走から姉を守るためにその力を研究し、発生していた粒子をVASという単位で定義、その制御装置まで作ってしまうという、文字通り神の領域へと手を出した。&br;&br;
以下、2500年間でパイアールが作成した科学産物の一例&br;
#style(style=font-size:small;line-height:120%;){{
|CENTER:産物|CENTER:概要|h
||BGCOLOR(White):|c
|パーフェクトシリーズ|PC~PG、姉ルートの再生計画の過程|
|ハイパービル|PFこと人工知能エロヤックALVが本体|
|コンピューター|PCの残骸が市場に流れたもの|
|衛星兵器(PH-?)|サテラがバグで潰したが、別号機が存在した|
|メカバボラ(PH-?)|発明品の一例として名前が挙げられた。&br;シルキィとシーザーで破壊したとの事。|
|大陸弾道砲(PI-2)|チューリップ2号から発想を得た完全上位コピー|
|多脚戦車(PI-3)|チューリップ3号から発想を得た完全上位コピー|
|破壊神変身ブレスレット|パイアールロボがサイゼル・ハウゼル姉妹の要望で製作したバランスブレイカーの最たるもの。&br;二人が装備すると3分間だけ自我を持ったままラ・バスワルドへと変身し自由に活動できる。&br;パイアールロボ曰く「あんだけ強けりゃ3分で十分でしょ」&br;なお、3分以上変身を続けるとどうなるかはパイアールロボにも分からない。&br;結局使われることは無かったが下手をするとローベン・パーンによって地上が粛清されていた。|
}}
&br;
以下は、パイアールのテキストメモとパーフェクトシリーズの変遷
#style(style=font-size:small;line-height:120%;){{
|CENTER:型番|CENTER:姉暦|CENTER:概要|h
|CENTER:|BGCOLOR(White):|BGCOLOR(White):|c
|-|0026年122日|パイアールが魔人となる。このとき既にルートは冷凍睡眠中。|
|~|0082年006日|生体改造によるルートの復活に目処が立つ。|
|~|0083年072日|過度な生体改造によりルートが肉塊化する。|
|PA|(魔人化前)|パワードスーツ|
|PB|(魔人化前)|遠隔操作型機械兵器|
|PC|0212年256日|脳細胞から情報を取り出す目的で作成。情報自体は取り出すことが出来たものの、人格データの再生には失敗。&br;目的は果たせなかったが、今後の拡張性を考慮しPC同士を異界経由で相互通信出来るようにしておく。|
|PD|0469年001日|魔王ナイチサの要望により作成。PCの応用で生体脳の機能でロボットを動作させる。|
|PE|0569年311日|姉再生用のボディで造形の再現性に9割9分の時間を費やす。|
|~|0877年196日|別の魂が勝手に入り込む問題が発生。|
|PF|1530年289日|PCの発展版として人工知能を作成。容量が肥大しハイパービルとなる。エロヤックALVが主体。|
|PG|1722年064日|人間の機能を全て詰め込んだ姉再生用ボディの新型。全長15m程になり圧縮整形に一年ほど掛かる。|
|~|1945年040日|第一次魔人戦争中。闘神都市にてPG性能テスト実施。|
|~|2540年225日|派閥戦争中。PGの小型化を継続。PGを破壊するというケイブリスの脅しにより兵器を提供。|
|PH|25??年???日|ケイブリスの脅しによりしぶしぶ作った兵器群。衛星兵器やメカバボラ等が該当する。|
|PI|254?年???日|チューリップシリーズを参考に制作した兵器群。大陸弾道砲(PI-2)と多脚戦車(PI-3)が該当。&br;(発想元の○号に対応して名付けているためPI-1は存在しない)|
|~|2545年121日|第二次魔人戦争中。人類が使用しているPCに対し排除を実施する。&br;(=自由都市二戦目でコンピュータが通信不能になった日)|
}}
&br;
ナイチサ在任期960年、ジル在任期1004年、ガイ在任期1015年、第二次魔人戦争中のPC遮断が最短LP7年11月以降、また前任魔王の最終暦=後任魔王暦の00年(例:LP8年=RA0年)から換算すると、姉ルートの誕生年はNC441年7月から6ヶ月以内ということになる。
**鬼畜王ランスでは [#wa25afe8]
鬼畜王時の設定では「優秀すぎる頭脳を認められて魔人となった」とあるので当時は通常通り魔王によって魔人化した設定だったと思われ、魔人になった時期もルートの冷凍保存の時期が約200年前だったことを考慮すると、その近辺で魔人化したと考えられることからだいぶ設定に変更があったようだ。&br;
外見的にも普通の少年というより、美少年に近い。

配下のPGシリーズは自分の技術を用いて病に侵された姉を助けるための試作品。作中では[[PG-9>PGシリーズ#pg9]]まで完成しており、予定ではPG-10が最終版であったため、パイアールなりの解決方法としても最終段階までは来ていたのであろうことがうかがえる。

姉のルートを助けることしか考えていない。女性に対して偏った考えをもっている。自分と姉以外の存在を全て見下しているような節がある。頭脳の方はともかく戦闘の実力についてはパイアール本人が戦闘した事実はなくパイアールの最後は最愛の姉の処女をランスに奪われている所を見てしまいその際のショックで気絶している間にランスによってカオスでめった刺しにされるというモノだった為PGシリーズでの戦闘以外では活躍の場がないため不明である。

PGシリーズの他に空中戦艦エンタープライズを開発しこれにより場所を選ばず侵攻出来た。エンタープライズには魔王である来水美樹を捕獲する装置まで搭載しており対パイアール戦で美樹を出撃させるとそのまま連れ去られると言うイベントが起こった。このイベントが起きるとケイブリスが美樹を殺し魔王ケイブリスへとなってしまう為ゲームクリアは絶望的となってしまう。
*ゲーム的には [#k13bd162]
**ランス10では [#o54d201c]
自由都市方面の対魔人作戦二回目のボスとして登場。&br;
散発的に強力な攻撃を放ってくるものの、基本的にはPG軍団や支援装置を配置して防御している。そのため敵支援削除を適切に実行していれば再配置を繰り返すのでさほど苦戦しない。&br;
支援配置は物量が凄まじいため、1個ずつしか消せない側面除去、側面攻撃よりも一度に4つ消せる側面の無力化のほうが有効。クレインかオルオレを投入しよう。&br;
また自動イベントが発生すると姉ルートを人質に取られ、10ターン程度なにもして来なくなるので難易度は易しめ。

仲間になるパイアールロボはアナライズと支援配置ユニットを3つ出すメカ出動を持つ。&br;
コストが重いため雑魚戦では使い辛く、後半は支援除去やこちらの支援配置によって行動ルーチンが強化されるボスが多いことから有用性は今一つ。&br;
ただし、本命の支援を消させないための囮役や、バリアを頻繁に張る魔物大将軍戦ではバリア除去でそれなりに役立つ。&br;
高効率のアタッカーが多い神魔枠を使ってまでやることではないが。&br;
*人間関係 [#yf111c87]
-ルート / 世界で一番大事な姉。彼の全て。
-カイト / シスコン友人(とパイアールのほうは思っているようだ)
-PGシリーズ / 姉の為の大事な実験材料。(鬼畜王)
-マリア / 何からでも着想を得る才能を評価。
*特記事項 [#laa04784]
-解説の通り正史においては老け込んだ様子の少年。
-鬼畜王でのデザインは美少年であったため残念に思うファンも多い。
-パイアールの開発したPCの残骸がコンピュータとして市場に流れており、マリア・カスタードが欲しがったり、情報屋の芳川真知子が利用している。
-暦の数え方が姉の生誕暦準拠。まさに姉中心の生き方。
-[[織音氏のTwitter(2020年5月27日)>https://twitter.com/ORION_PROJECT/status/1265362518001610752]]からの抜粋
--ランス10で一番デザインに苦労したキャラ(宇宙人→サイボーグ→試行錯誤→現行デザイン)
--偽りの魔人
---実は魔人化しておらず姉の不死細胞を移植して延命しているため%%不健康%%半ゾンビのような容姿
---右こめかみに魔血魂を移植し魔人のフリをしている(髪で隠し右目は失明)
---という設定だったのだが、シナリオ班に伝わっておらず、普通に魔人キャラになった
---この設定は一度はOK出したTADA氏からも2020年時点でスッパリ忘れ去られていた
*名台詞 [#g88dff20]
-ランス「却下だ、このばかもん、ルートに叱らせるぞ」&br;
パイアール「え、ご褒美?」
# 我々の業界では――
# ロボパイアールになりルートが返ってきた途端この有様


- ――――――――ありがとう。姉さんを救ってくれて
&br;ずうっと……2500年もの間、ただただ救いたかった姉さんを、お前達は治してくれた
&br;(中略)
&br;お前は憎い。姉さんを汚しやがった。けど……助けてくれた。また、声が聞けた。何より嬉しいことだ
&br;魔人の汚染された精神では、そんな事は言えなかったけど
&br;僕は……パイアールは、ちょっとだけ……ほんの少しだけ、そう思っていたんだ。そしてそれを、伝えるべきだと
# 食券イベントから。 
# 魔人パイアール(本体)が直前まで入力していたバックアップ機能の中にあったパイアールの本心を伝える。
# なかなかいい場面なのだが、最後にデータをあっさり消去したことで感動が台無しになってしまうのがなんともいえない。

-なんかまあ、すごいね。魔法の代わりというか、
&br;身の回りの面白そうなこと、面白くないこと、
&br;何でもかんでも分析していくし
&br;僕は目的のためにあらゆる手段を飛躍させたけど、
&br;あの子はそれが、
&br;日常の欲や感情と結びついてる。
&br;僕から着想を得たりしてるかもしれないけど、
&br;たまたま属性が近いだけで、
&br;本来は魔法とかからだって閃くはずだよ。

# マリア食券イベントから。同陣営で観察を続けたパイアールによるマリア評。
# 人物を見る目も鋭いことが分かる。
# 同じギークとしてのスタンスの違いをクルックーに説き、世界にとってマリアは自分以上に危険だと警告した。

-東芝王子「ば、っ…………バラバラにさせてくれえええええ!」
&br;パイアール「さっ、殺害予告!?」

# 東芝王子食券イベントから。
# ロボに興奮した王子は大変いい笑顔でした。パイアールからしたら恐怖でしかないが。
*画像 [#d8f4fbc3]

&ref(http://www.alicesoft.com/rance10/chara/magun/img/18.png,50%);
ランス10

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*コメント [#g8c53896]

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