戯骸 (朱雀)
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解説
魔人ザビエルの復活によって目覚めた使徒。輪廻を司る不死鳥「フェニックス」であり、人型の時の名前は戯骸(ギガイ)。怪物出身のザビエルの使徒の中では唯一出身種族が判明しており、他使徒が真の姿の名が真名*1なのに対し戯骸のソレは別名に過ぎない。魂に関連する事象を司るという神に属した権能*2を持つ謎の存在。南条家の人間の体内に長らく封印されていたが、南条家当代である南条蘭の中から復活を果たした。このため正史では蘭の死亡は確定しており、北条早雲には仇として狙われている。
赤肌白髪のすらりとした細マッチョのイケメンで、他の使徒に比べるとさばけた性格をした好青年だが、ランスに一目惚れした。以後、「俺の一番星」と呼んでその尻穴を狙い続けている*3。ランスを狙うホモ鳥……と思いきや、マグナムではまさかの女性体となって登場。フェニックスであることから死んでも復活する性質で、復活するときに性別が変化することがある。なお、作中では一回死ぬごとに性別が切り替わる。
明確な敵役としてはランスを最も恐怖させた人物で、ランス10ではランスが挙げたトラウマの一つとしてシルバレルやレベル神ミカンに並べられている。
なんにせよ、見姿によらず彼(彼女)のランスを想う気持ちは本物である。ちなみにリバなので入れるのも入れられるのもokだ。
自身の実力に絶対の自信を持っており、一軍の将でありながら兵を置いて単身で敵陣に赴き、強者を見定めてはタイマンの喧嘩を申し込むという魔人レイとよく似た喧嘩好き。自由奔放な振る舞いに対してザビエルは「お前は昔と変わらぬな」と呆れ半分に苦笑しながら好き勝手を許しており、封印前のNC期からその実力に信頼を置かれていたようだ。ザビエルの使徒の中ではその自由気まま振りから遊撃担当という形になっており、戯骸の真の姿「朱雀(=フェニックス)」は使徒の範疇を超えた驚異的な力を持つ。
朱雀は猛禽類を思わせる鉤爪のついた腕を尾のように生やし、エイと蝙蝠とサソリを混ぜ合わせたような平たい形の真っ赤な怪物*4。初代北条早雲の堰命(セキメイ)召喚のような陰陽史上でも殆ど例のない位階の召喚術の一つ「朱雀召喚」の本尊であり、変身と同時にその力をフルに行使して相手を焼殺、または斬殺する。その攻撃力はどんな人間や妖怪でも一撃絶命というとんでもないもので、魔人でなければタイマン自体が成立しないという恐るべき強者。ランスとカオスも朱雀を一度見ただけで「あれはヤバイ」と感じ取って真っ向対決を忌避したほど。
防御面はそれ以上に凄まじく、死亡すると肉体を一から再構築して蘇るフェニックス由来の「炎の再生」という能力を持ち、半ばギャグシーンではあったが目の前で死んだ時は直後に何事も無かったように新品が現れた。
炎を操る故に紙の式札を触媒とする陰陽術師にとっては天敵でもあり、それは高位の術師である北条早雲ですら例外ではない。ただし、南条家の先祖に封印された名残で南条家の当主には例え遺体であっても傷をつけることができず、唯一の弱点となっている。南条家の先祖が如何なる手段を用いたのか気になるところ。
上級クラスの鬼のミナモトは戯骸の事を知っていたことから地獄との関連を匂わせる。
人型形態は拳に炎を纏わせての格闘や長柄のキセル*5を使いこなし火爆破や雷撃といった中堅魔法も使える魔法戦士タイプで、この姿のままでも他ザビエル使徒の変身後並みの戦闘力を持つ。
フェニックスによる蘇生能力は条件付きだが他者にも有効であり、JAPANでの死者であれば数十年の一度の特別な日に失った肉体ごと現世へと蘇らせる事ができる。ウェンリーナーとの違いとしては肉体ごと蘇らせるため死亡時の状態は気にしなくてよく、死亡から暫く経っていても蘇生可能。また、戯骸本人への代償などがない。デメリットとしては儀式の可能な期間が限定される他、蘇生者の体温は死人のように低くなり、毒無効体質や部位欠損を自身で戻したりなど不死者のような状態になる。
登場時の戦闘狂っぽさとは裏腹に、お人よしで世話焼き好きな面があり主人の命令が無ければ害は無い。
いきなり攻撃されても余程頭にこなければ手を出そうとはせず、ザビエルの命令があった戦国ランス以外では殺生も起こしていない。
こんな奴がどういう経緯を持ってザビエルの使徒となったのか疑問は尽きないが、戯骸も戦国ランスの頃は人間を見下して殺戮を楽しんでおり、付いていけばその場をどんどん提供してくれるザビエルとの仲は良かったようだ。*6
女性体は、銀髪癖っ毛ロングで首に長いマフラーを巻き右拳を発火させた少女の姿で、白目が赤く金色の丸い瞳に縦長の黒瞳孔の猫目。こちらは誰を相手にしてもお淑やかで礼儀正しく、ランスが速攻で俺の女認定し、正体発覚後もランスの態度が変わらないぐらいの美少女。
女性キャラとしても結構人気が高い。
戦国ランスでは
南条蘭の体内に封印されており、初めて姿を見せたのは強力な青鬼である梅川が天志教の寺で暴れていた時。援軍に呼ばれたが体調を崩し、本来の力が出せない早雲が梅川に苦戦しているのを見た蘭は一か八かの賭けで己に封印されていた朱雀の力を召喚という形で解放する。現れた戯骸は短く笑うと目にも止まらぬ速さで梅川に迫り、すれ違いざまにその首を刎ねると還っていった。織田軍と北条軍の交戦中に挟まれるイベントでは朱雀単騎で織田軍を潰走させるなど快進撃を見せるが、早雲は朱雀を使いすぎると封印が破れて蘭が死んでしまう事を突き止め、蘭の朱雀召喚を禁止した。だが、まむし油田のダンジョン、石油穴の最深部でミナモトに早雲が殺されそうになった時に朱雀を召喚、ミナモトを蒸発させるものの封印が破れ、南条蘭の上半身を内側から爆散させる形で復活してしまい蘭は死亡してしまう。戯骸は怒りに任せて殴りかかる早雲を当身で大人しくさせると遺品となった婚約指輪を早雲に渡して石油穴を去り、復活したザビエルの元に馳せ参じ織田に強いのがいるらしいからそれと戦うと言って姿を消した。(恐らく正史の早雲仲間ルート)
敵ユニット時の南条蘭が一時的に使用可能になる「朱雀召喚」はチートと名高いお町の「大雷撃」を超える2倍の魔法攻撃を溜め無しでぶっ放す戦国ランス最強の全体攻撃であり、下手すると開幕に全軍が消し飛ぶ大災害のような技。
ある意味、戯骸が最初に脅威として登場するのがここであり、早雲による朱雀禁止イベントが起きるまでは南条蘭に喧嘩を売らないのが定石。
ル―トを問わず一連のイベントを見終わると南条蘭が死亡して朱雀召喚の脅威は去るものの、今度は本人が喧嘩を売ってくるという最悪のお邪魔イベントが発生する。
魔軍領での侵攻戦勝利時にふらりと現れランス達にタイマンを持ちかけてくるようになるが、特定のユニット以外で対決させると片っ端から消し炭にされ、そのユニットは消えてしまうという恐ろしい人物。戯骸をどうにかしないと魔軍領に侵攻を続ける度に襲来イベントが発生し、手駒が焼却されてしまう。かと言ってリクエスト通りに初手でランスを出してしまうと、生け捕りのはずが加減を間違えた戯骸によってランスが消し炭にされてしまいゲームオーバー。犠牲を出さずに攻略するには、魔人化した健太郎の無敵結界でしのぎつつ対策を講じるか、北条早雲に任せるしかない。
魔人化した健太郎に任せても決して勝つことはできず時間稼ぎにしかならないが、次回襲来時にランスを選んだ際に朱雀への変身禁止を提示するフラグが立ち(一人を犠牲にしても同様)、発生する個人戦に勝利すれば今後は襲来してこない。また、通しで6時間戦い続けて鍛えられてしまい健太郎のLVが3上がるという副次効果がある。フラグを立てて撃破していなければ何度でも襲来するため、分かっていれば健太郎のレベリングイベントとして活用できる。いわゆる戯骸道場。余程の実力差があるのかこの方法でカンストさせても戯骸に勝つことは無理である。なお、タイマン相手の選択肢はランスが固定、健太郎(魔人)と早雲は自軍にいれば固定、他はランダム。よって謙信や政宗といった国主級のユニークユニットも例外なく選択肢に上がり、挑ませてしまうと容赦なく殺される。また、魔法ではないのでリズナを出すのもNG。初見プレイでは健太郎の魔人化や早雲加入がまだという事が多く、大体一人は生贄に捧げる事になるが、その候補は特にイベントの無いコパ傭兵団か、不遇ステである建築特化のハチスカ棟梁あたりが鉄板とされている。
対策を練った後だとランスは勇気を振り絞りながら戯骸が人型形態のまま戦って自分に勝てたら何でも言う事を聞くという条件を提案し、戯骸が喜んでそれを了承する。戯骸が勝った時のデートプランを聞かされただけで大ダメージを受け卒倒寸前になりながらもランスと戯骸の個人戦開始。しかし実際はタイマンを反故にした集団リンチで戯骸を葬りさり、ランスは安堵と共にかつてないほどの大声で勝鬨を上げた。恐らくこちらが正史。
敗北時はゲームオーバーにならず専用イベントがあるため一度見ておくことを強くおススメする。ランスのトラウマぶりがよく分かる。
早雲に任せた場合、炎を操る自分に紙の形代を使う式神使いでは話にならないと侮る戯骸は自身を取り囲んだ式神に仕込まれていた黒い縄で雁字搦めに縛り上げられてしまう。何故か切る事も焼くこともできないそれに焦り始める戯骸に対し、早雲がそれは戯骸を封じる力を持つ蘭の遺髪を使って創り上げた式神であることを明かす。早雲の両腕が交差されると遺髪が収縮し、戯骸は原型の分からないミンチとなって死亡する。こちらのルートはランスへの絡みが少なく、マグナム以降の早雲への態度やランスの過剰なまでの恐怖のリアクションを考えると恐らくifである。
復活イベントを飛ばして北条家を滅ぼした場合は早雲の目の前で蘭が破裂し、現れた戯骸が呆気に取られる早雲の頭を無造作に掴み、嗤いながら握り潰す。こちらの戯骸は蘭に殆ど使役されていなかったためか殺戮を好む魔人の使徒としての本能が押し出されており、蘭との生活が戯骸の人柄に大きく影響を与えていた事が分かる。
主ザビエルと同じく、ランス達によって倒され、死亡するのだが…。
ランス・クエスト マグナムでは
まさかの復活。その健在ぶりに呆気にとられるプレイヤーも多かったはずだ。 あまりの恐怖からランスは無意識に戯骸の記憶を封印しており、思い出すと寒気・頭痛・吐き気が襲うらしい。
一度死んで復活したときに性別が変化して女性体になったので、女性らしい言葉や仕草を勉強し、やってきたランスを誘惑。ランスに戯骸であることを気付かれぬまま菊座で交わり、ランスへの「想い」を遂げることができた。想いを遂げた後、仕掛けられていた爆薬で自分のいた小屋ごと爆死し、即座に男性体に転生してランスの眼前へと着地。そこでようやく先程の女性が戯骸だと気付いたランスは凄まじいショックを受けるが、結局最後は可愛い女の子だったからいいやと開き直った。
それから暫く経ち、戯骸はJAPANでの戦いで死んだ縁者を生き返らせる事ができるという旨の手紙をジークの使徒オーロラを通してランスに送り、毛利領出雲にあるあの世とこの世の狭間の迷宮、黄泉平坂の7Fを待ち合わせ先に指定する。
男性体だとランスに問答無用に攻撃されて会話にならないと踏んでいた戯骸は予め自殺をして女性体で出迎えた。
迷宮内に散らばっている故人の遺品をランス達に集めさせ、それらを泉の中へと投げ込んでから輪廻を司る不死鳥の力を持って復活の儀を行った。光が消え、現れたのは玄武の復活と同時に四散して死んだ小早川ちぬ。
居合わせていた毛利てるはそれに喜ぶが、南条蘭を蘇生させると思い同行していた北条早雲は大激怒*7。戯骸と早雲は追いかけっこをするようにフェードアウトしていき、ランスは「仲良く喧嘩しな……」と呆れ顔でそれを見送っていた。頭を潰したり輪切りにしたりと非常に殺伐としていた戦国ランスの頃と比べて、大分コメディな関係に変わっている事が見て取れる。
なお、ちぬを生き返らせた事に関してはランスも素直に戯骸の事を労っている。
ランス10では
第二部ネタバレ注意!! |
特記事項
- 能力と描写的に使徒の中では別格との声も多く、理論上は魔人を超えるスペックを持つ人物。
- 死にはするがいくらでも蘇るため『死』そのものが実質無意味という無限コンティニュー型の不死者。以下は他の不死型の面々との比較。
- 神 マグナムの女神ALICEを参考にするなら致命傷を負うと死亡(完全消滅)する。
- 魔王 無敵結界。基本不死だが神・カオス・日光・エスクードソードに無効化され致命傷を負うとその個性は死亡する。血の記憶にデータは残るが復活はしない。
- 魔人 無敵結界。致命傷を負うと死亡し魔血魂化する。条件を満たせば復活できるが魔血魂自体は何もできず使徒頼り。上書きや初期化で個性が完全消滅する。
- 妖怪 致命傷を負うと死亡するが時間はかかるが復活する。妖怪破壊爆弾や天志教に伝わる妖怪退散や妖怪玉串で払われると完全消滅する。
- 呪い付き 不老不死型と不死のみのタイプがある。呪いをかけた妖怪を完全消滅させると解呪され無効化する。もしくは別途死亡条件が用意される。
- 完全汚染人間 死ねない体になり切断部位の即癒着や時間はかかるが欠損部位も再生する。再生力には限度があり全身の体組織を破壊されるようなレベルの攻撃を受けると復活不可。
- 海獣レイドボス 不滅と明言される存在でどれだけ念入りに破壊しても『死』に到達することが無く、時間が経てば再生する。性質のみなら完全汚染人間の上位版だが海の出現周期や期間など盤外での制約あり。
- 戯骸 死亡すると新しい体を作ってすぐに復活する。
- 上記の比較から分かるように完全な不死性を持つ者は殆どおらず、大抵は細かい条件と引き換えに成り立っている。その点で戯骸は一切の条件や弱点が無く狂った性能をしている。強欲な壺か何か?
- 海獣レイドボスとは死を経由するかしないかという点で対の能力とも言え、戯骸もまた完全消滅に至る手段が明言されない以上は不滅と定義できる。
- マグナムでは死んだ瞬間に次の肉体で即復活してその場に現れるという芸当をランスの目の前で見せている事から、戦国ランスでの死亡にしても好きなタイミングで復活できた可能性も高い。理論上はどんな存在を相手取っても無限にゾンビアタックが可能であるため引き分け以下にはならないことになる。唯一有効と見られるのが南条家の先祖が使った特殊な封印術。ただ、この封印術が完全に失伝している*8ことから、現代で戯骸を無力化できそうな要素が無い。
- 不死性以前に本気モードである朱雀の強さ的な描写や攻撃のスケールが魔人や闘神に引けを取らない。単身で軍隊を瞬く間に壊滅させる芸当もさることながら、初手でランスを出してゲームオーバーになった時のようにカオスを構えた戦闘態勢のランスを何もさせずに一瞬で殺害できてしまう程の対人間性能は特筆するものがある。魔人関係では基本ノリノリなカオスが戯骸に変身されたら勝つことは無理と判断しているのも異例。これだけ強いのにも拘らず、死んでもすぐに新品で復活するという特性が付くとそれは最早魔人よりも強いのでは?*9と見られても仕方がない部分がある。
- 死にはするがいくらでも蘇るため『死』そのものが実質無意味という無限コンティニュー型の不死者。以下は他の不死型の面々との比較。
- フェニックスは類似した特徴を持つ存在が他におらず、マグナム以前までに構築された世界観やルールに当てはまらない不可思議な存在であり、特に補完もないことからどのような位置付けなのかは推測する他無い。
- 生物では触る事はおろか知覚ができないはずの汚染されてない魂が見える上に天使や悪魔と同じようにそれを回収できる時点で地上以外に由来する何かである可能性が高いというぐらい。
- 比較的考えられているものとしてはマグナムで女性体が自身は「輪廻を司る」という管理者サイドとも取れる発言をしたことから神ではないかというもので、他で唯一死者蘇生を使えるウェンリーナーも分類は神に属するため説得力がある。バスワルドの例もあるため、神の忠臣とも言えるナイチサの元に三超神が派遣したと仮定すれば納得もしやすく説としては有力。奇妙な蘇生状態や無敵結界に攻撃が軽減されるのは使徒へ零落して能力がスケールダウンしたためだと仮定すると合点がいく。
- イブニクルシリーズのフェニックスは魂のバグとされており超神に近い力を持つQDでも消滅させる事は不可能なのか封印するに留めている(脱出されたが)。これを適用するなら戯骸のルール無視のような能力にも説明が付くがパラレルではない近似の世界なので参考程度に。
- 如何せん考察するにも決定的な材料が無く、いずれも推論の域は出ないため周年での質疑応答などでの言及待ち。
- 戯骸が魔人化した場合も復活能力は維持されるとのこと。(織音氏の質疑応答より)
- 朱雀の本性は物理。(足利目安箱での織音氏の質疑応答より)
修得技能
人間関係
- ランス / 俺の一番星! 愛し合った仲 (R10第二部) 俺が人間に戻してやる
- ザビエル / かつての主。他の使徒達よりもフランクな関係でお館様と呼ぶ。
- 藤吉郎、玄武(魔導)、白虎(煉獄)、青龍(式部) 、/ 同じ使徒
- 南条蘭 / かつての相棒で宿主。死は避けられないものだったが思うところがある。
- 北条早雲 /蘭の婚約者で戦国当初は仇として狙われていたがマグナム以降は腐れ縁。
- 小早川ちぬ / 玄武の宿主で復活に伴い死亡。戯骸が蘇生能力で蘇らせる。
- サテラ / ランスを巡って敵対関係。
- オーロラ / はぐれ使徒仲間。ランスへ手紙を届けることを依頼。
- リセット・カラー / 仲良し。親戚のおじさんのようなポジションで接する。
- ランスの子達 / 面白そうなので旅に少し同行した
名台詞
- 「躰磨いてきたか!?俺の一番星!!」
ランス最大のピンチ。
- 「ははっ!」
どっかのネズミは関係ない。戦国ランスの頃は相手を殺す直前にこう嗤う。
- 「お前か。知らねぇぞ。」
風林火山に次ぐ戦国ランスプレイヤーのトラウマポイント。
タイマンイベントでランス以外を出すとこう警告した後、朱雀へと変身し遊び無しの一撃を見舞う。
この後に〇〇を焼き殺したいう短いテキスト表記だけでユニットが消失してしまうことが恐怖を煽る。設定的にこちらの手勢では一番強いであろう妖怪王・独眼流政宗ですら全く歯が立たない。
ちなみにランスを出してもアウト(ゲームオーバー)という初見理不尽仕様。
- 「私の一番星様……」
女の姿だとこうなる。可憐な容姿とお淑やかな物腰にランスはすっかり騙された。
第二部ネタバレ注意!! |
名場面
男性ver
- <ひゅぱ>
- 朱雀が梅川を通り過ぎた後、驚愕の表情を浮かべたままの梅川の顔が胴体から離れた。
- 次にその首が地面に落ちる。
- 素早く斬られた為、血が噴き出すのも一瞬遅れる。
- 首の断面から血のシャワーが出た途端、梅川の胴体も地面に倒れた。
朱雀初登場時。早雲を苦戦させた強力な鬼・梅川を鼻で笑って瞬殺。 最初に見せたのは炎ではなくこの尋常ではない速さの斬撃。
- ランス「あんぎゃーーー!!」
- 戯骸は朱雀に変身すると、
ランスを激しく焼き殺してしまった。 - 「っ………ちゃー…
しまったー!!」リクエストに応じて初手でランスを出した場合。うっかりで瞬殺されゲームオーバー。 手加減するつもりがあまりの嬉しさについつい本気での攻撃を行ってしまい、やってしまった戯骸が焦る始末。
- 健太郎(魔人)「あちちちち!!!」
- 「ち…やっぱ魔人にはあんま効かねえか。」
- ランス「こらー!何やっとるか―!!」
- 健太郎(魔人)「え…だって…熱い…」
さすがに魔人なら勝てるだろうとランスが健太郎を指名した場合。 朱雀による炎の初撃を健太郎は無敵結界で凌ぐも馬鹿げた火力に思わず悶絶。戦意を失いかけるも美樹の心配そうな様子を見て奮い立ち、聖刀日光を構えて戯骸へと突貫。 6時間にも及ぶ消耗戦の末、先にスタミナが尽きかけたのは健太郎だったが、決定打を与える事ができない戯骸もさすがにうんざりして帰っていった。 ちなみにこの時点では復活能力は見せておらず、単純に技量のみで健太郎の攻撃を全ていなしきっている。 戯骸自身の発言と健太郎のリアクションから、戯骸の攻撃は無敵結界でも無効化ではなく魔人対魔人と同じ威力の減衰に留まっているように見受けられる。ルール無用にも程がある。
- 「おいおい、タイマンだっつったのに何でそっちは一人じゃねぇんだよ」
- ランス「やかましい!勝てばいいのだ、勝てば!」
- 「まったく」
- 「ずるい男だなぁ…もう…たまんねぇよ。」
- ランス「なんかいやー!」
正攻法は無理だという事で一策を講じた場合。 本気禁止のハンデマッチで大勢に囲まれた戯骸だったが
ねっとりした余裕は崩さず、それでも勝つと不敵な態度。 ランスがここまで必死になった戦いはそう多くは無いかもしれない。
- ランス「な、何をするーーー!」
- 「いい声だねぇ…」
- ランス「ひっ…ひぃぃぃぃ!!!」
- 「くくっ…その顔…」
- 「いい誘い顔だ。」
そこまでしてもランスが負けてしまった場合。ケツ穴ピンチ。※太字部分はゲーム内では超巨大フォント。 「ひっ…やめて…」「いや…誰か…」と、自分が襲った女性達のように助けを求めるランスだったが戯骸に米俵のように抱えられて哀れお持ち帰りである。 翌日にとある温泉宿の一室でしくしくと泣いているランスを鈴女が保護したそうな*11。 なお、戯骸は主人の方針に反してランスを殺す気が無いため負けてもゲームオーバーではなく満足度が下がるだけでリベンジが可能。正史ではこれを一度経由している模様。
- ザンス「ふんっ!」
- 「っとあ―――!」
- 「はっはー!危ねぇ危ねぇ!」
- 突然のザンスの剣攻撃を戯骸は
キセルをくるりと回すことで受けきった。キセルをふかしながら使徒だと名乗った戯骸にザンスはすかさず殺意全開の攻撃を見舞うが戯骸はそれを曲芸じみた技で見事にいなす。 この時のザンスのLVは100前後。その攻撃を風呂(溶岩)に横たわったリラックス状態で受けきっているのだから底知れない。 なお、同じ使徒でもアトランタは同レベル帯のエールに一瞬で負かされている。
女性ver
- 「お待ちください。貴方様、襟に乱れが……男前が台無しにございますよ」
- ランス「あ、おう」
- 娘がランスの服に手を伸ばし、襟の乱れを手慣れた手つきで直していく。
- 胸元のあたりをポンと叩く娘。
- 「はい、男前が戻ってまいりました」
- ランス「うむ、さんきゅー」
正体を知らずに事を終え、ご満悦のランスに甲斐甲斐しく世話を焼く女性体の戯骸。……嫁かな? これが上と同一人物という恐ろしさ。
- ランス「おい、こら、それは俺様のだ。触るな」
- 「まあ……ッ!」
- 花が咲いたように、パアッと戯骸が顔をほころばせた。
- ランス「あ、ちなみに女の時だけな。男のお前はアウトだぞ。」
- 「……はい、心得ております……」
早合点している早雲が女性体戯骸の手を握った際の一幕。
まさかのランスの女扱いに乙女な反応をする戯骸。 念押しされてシュンとするが男性体の時も諦めてはいない。
- 「彼女の魂は天使にも悪魔にも召されず、何故か死んだ場所に残されていたのです。まあ、間々ある事でございます」
- 「その魂を私が回収いたしました」
ちぬ蘇生時。女性体は喋り方以外にも理知的なものを感じさせる。 ムーラテスト中のクルックーの前でさらっと言っているが、戯骸がやっていることは神々が行っている魂の循環作業への介入である。だが特にお咎めは無い。 色々と含みの多いキャラなのだがそのあたりが明かされることはなかった。
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魔軍 | ||
魔王(血の記憶) | (トロス) - ククルククル - アベル - スラル - ナイチサ - ジル - ガイ - リトルプリンセス - ランス (or ケイブリス or ビュートン) | |
ケイブリス派 | ケイブリス | ケイブニャン - ケイブワン |
カミーラ | アベルト・セフティ - ラインコック - 七星 | |
ケッセルリンク | ファーレン - アルカリア - エルシール - 加奈代 - シャロン - バーバラ - パレロア - リリム - (ペルエレ・カレット) | |
レイ | ||
カイト | ||
レッドアイ | ロナ・ケスチナ | |
ジーク | オーロラ | |
メディウサ | アレフガルド | |
ワーグ | ラッシー | |
ラ・サイゼル | ユキ | |
パイアール | PG-7 - PG-8 - PG-9 - PG-10 - エロヤックALV - ルート・アリ | |
ガルティア | ラウネア - タルゴ - サメザン | |
バボラ | ||
レキシントン | アトランタ - ジュノー - ニミッツ・リーク | |
ホーネット派 | ホーネット | ケイコ - マナブ- リツコ - マツタロウ |
シルキィ・リトルレーズン | リトル | |
メガラス | ||
ラ・ハウゼル | 火炎書士 | |
サテラ | シーザー - イシス - イシス2 | |
アイゼル | ガーネット - トパーズ(オパール) - サファイア | |
ノス | ||
無所属 | ザビエル | 藤吉郎 - 煉獄 - 魔導 - 式部 - 戯骸 |
レーモン・C・バークスハム | アーシー・ジュリエッタ - ルーシー・ジュリエッタ - マーシー・ジュリエッタ | |
ますぞゑ | ブラット - ピット - 奈落の王 | |
アベルト・セフティ | アニス・沢渡 | |
小川健太郎 | ||
オギン・ギンプ | ||
魔物大元帥 魔物大将軍 | ストロガノフ - ツォトン - ピサロ - ヨシフ - ルメイ |
*1 煉獄の変身前台詞より
*2 事象を司る関係だと他には破壊を司るラ・バスワルドがいる
*3 耽美系キャラはデアボリカを手掛けたとり女史の十八番だが、パーフェクトガイドのインタビューによると戯骸のキャラに関しては織音氏が絡んでいる模様
*4 形状はモロにSTGのアイン〇ンダー
*5 初期案でキセルを咥えていたが戦国ランス本編では採用されず、後にランス10で採用された
*6 戦国のシナリオはとり女史、マグナムはヨイドレ氏(他ヘルプ数名)と、スタッフが入れ替わったことがキャラの変化に影響している。
*7 時期的にすでに蘭はすずへと転生している可能性が高く、復活の儀のタイミングに合わなかったとも考察できる
*8 パーフェクトガイドより
*9 朱雀形態の攻撃は魔人に多少なり通る描写があるため徹底的に長期戦をした場合は戯骸が勝つ可能性がある
*10 この解釈では体を新調するとエネルギーが補充されるので実質無限に魔法が使える事になる
*11 一応フォローしておくとあくまでもデートのみに留めており、尻は無事