魔法戦士 -Magic Warrior-
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解説
冒険者の職業の一つ。肉弾戦の戦士技能と遠距離魔法技能を併せ持つキャラの総称。
それぞれの技能で戦う描写があれば魔法戦士と言えるだろう。
一方、鍛え抜いた場合は世界でも有数の能力を持つ存在になりうる極端な職業とも言える。
戦い方も使い手で様々で、単に近接攻撃と投射魔法を使い分けたり、剣に幻覚や催眠を交える搦手型、剣に炎を纏わせたり、斬った相手にデバフを付与するようなエンチャント型等々。
魔法剣士と言えばセルフエンチャンターをイメージする人が多いかもしれないが使い手は意外に少なく、人間ではエール(AL魔法剣)、ウィチタ(火炎斬り)、エレノア(暗闇魔法剣)の三名のみ。
本項には類似職の神官戦士も含まれているが線引きがあやふやな人物もいるため一応載せている。
剣と槍、魔法と神魔法のような体系内の同分類や、統率や戦略といった戦い方に付随するものと違い、戦士技能と魔法技能は同じ戦闘技術でも体系が根本的に異なるため二つが先天的に備わることはかなりレア。
魔王や魔人は変化と同時に魔法の素養を得るケースが多く、元々戦士技能のあった人物は殆どが該当者となる。リストを見れば分かるが魔人が半数を占める。一方でカイトやレキシントンのような極端に肉弾戦に特化した者には備わらないケースが多い。同じく肉弾型のレイも電撃拳で纏う電撃は正史だと魔法ではなく特異体質となった。
人間は系統の違う二技能を同時に高レベルで扱うのは難しく、十分な鍛錬を積むには寿命の問題があるためどっち付かずの中途半端になる事が多い。*1
Lv2以上の天稟を持って生れ落ちる者も数名程度ながら存在し、鍛え抜いた場合は世界でも有数の能力を持つ存在になりうる極端な職業とも言える。
両技能がLv1というパターンでも実力はかなり差があり、才能限界が最も低いエレノアは剣技と魔法の組み合わせの選択や搦手が上手く、描写的にも猪武者なウィチタよりも戦闘センスは数段上。この辺りは性格や地頭の良さなども影響しており数値だけでは分かりにくい部分もある。*2
便宜上両技能のLv1以上保有者を魔法戦士で纏めてはいるが、それを目指せば大成する資質がある者と言った方が妥当で、実際は片側の技能しか使わない者や、戦士技能無しでも武器術と組み合わせる者もいる。*3
元神官の格闘家のような専業だが前歴持ちであったり、得意な技能に傾倒して複数の技能があることを自分でも気付かないケースがあるため、両技能があれば全てこれに該当するかというとこちらも微妙。
実際のラインナップは多少増減すると見ていいだろう。
戦士技能にも剣、弓、槌、格闘などあり、魔法技能にも魔法、神魔法があり実態は様々。
中でも剣と魔法による魔法剣士が多い模様。
戦士技能基本分類の剣、弓、槌、格闘などと、魔法技能分類の魔法(魔法戦闘)、神魔法や聖魔法を組み合わせるパターンが基本だが、カミーラのように高位種族の場合は種族自体が戦士技能としてカウントされる事もある。爪による斬撃や膂力を振るう形になるため半ば格闘扱いという事なのだろう。
なお、織音氏によるとこの設定は無くなったとのことだが、ランス10では種族表記であるためこのまま記載している。
主な魔法戦士
名前 | 限界 | 戦士技能 | 魔法技能 | 職業,備考 |
ガイ | 不明 | 剣Lv2 | 魔法Lv2(3) 呪いLv? | 第6代魔王 魔王化で魔法Lvダウン |
魔王ランス | ∞ | 剣Lv3 | 魔法Lv2 | 第8代魔王 |
ハンティ・カラー | 不明(1000) | 剣Lv1 | 魔法Lv3 | 最後のドラゴン・カラー |
人類
※あくまで限界順に並んでいるだけなので実際の強さとは異なる部分もある。
コメント
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*1 体系が違うという事は技能に求められる基礎能力が異なるということであり、肉体と魔力の二種類の基礎鍛錬をしながら技と術を磨く時間を捻出するのは常人には難しいと考えられる
*2 エレノアは戦術Lv0でウィチタは戦術Lv無しという可能性もあるが
*3 技能Lv0でも修練次第では片手間や真似事程度には使えるようにはなる。専業陰陽術師だが剣も少し使える北条早雲や、槍技能記載はないが長らく槍を得物としているマリスがいい例
*4 正史でも雷神雷光までの雷系魔法を習得しているため記載はないが魔法Lv2相当
*5 パラン神なのかAL教なのかは不明